Pro/Eの使いかた
2次元図面を3Dモデルから独立される方法
Pro/Eで図面(2次元モード)を作成すると、3Dモデル変更に伴って、2次元図面も
自動的に変更されます。
変更前の3Dモデル
変更前の2次元図
変更後の3Dモデル
自動的に変更された2次元図
便利な機能ではありますが、いつの間にか図面が変わっていてどこを変更したかわからない。
出図時の形状を残しておきたい。
というときに困ってしまいます。
この場合は、3Dモデルと2次元図の関係を断ち切り、図面を独立させます。(独立させると以降の
3Dモデルの変更は反映されなくなります)。
?コマンド選択
図面中のビュー1つを選択し、その状態で編集/ドラフトエンティティに変換 を選択します。
?メニューマネージャー
メニューマネージャーウィンドウが開くので、全ビューを選択し、はいを選択します。
この操作により、2次元図はリンクしていた3Dモデルとは切り離されます。必要であれば
名前を変えて保存します。
※図面は3Dモデルとは関係なくなりましたが、リンクは生きているので、次回この図面を読み込んだときには
関連していた3Dモデルが全てメモリー上に呼び出されます。これを避けるためには、
?図面プロパティの呼び出し
ファイル/プロパティで図面のプロパティを呼び出します。
?モデル削除
メニューマネージャーウィンドウが開くので、図面モデル/モデル削除
確認欄にはいを選択
?図面ファイルを保存
の操作で読み込みをなくすことが出来ます。
※応用操作
巨大なモデルの2次元図を作成した場合、DXFファイルに変換するとエラーが発生してPro/Eが落ちてしまい、
変換できない場合があります。この場合、上記一連の操作を行って3Dモデルを読み込まない状態にしてから
変換するとうまくゆく場合が多いです。
最終更新日: 2010-10-14 00:00:00