Pro/Eの使いかた

回転フィーチャーの作成

Pro/Eで回転フィーチャーを作る方法の解説です。 スケッチした断面を軸を中心にを回転させて3次元形状を作成する方法です。
できる形状はソリッド、サーフェース、カットです。

回転フィーチャー作成の順序

下記の順に定義して作ります。  ? 回転設定モードに入る
 ? 作成するフィーチャーの種類、回転角度、スケッチする平面、などを決める。
 ? スケッチャーモードに入る。
 ? 断面を描画して寸法などを整える。
 ? スケッチャーモードから出る ? 回転設定モードから出る。

回転フィーチャー作成の詳細解説

回転ツールアイコン 回転ツールアイコンをクリックし、回転設定モードに入ります。

ウインドウ下側にこんなメニューが現れます。
回転ツール設定

?はソリッド/サーフェースの切り替え
?は押し出す厚みの設定
?は押し出す方向の選択
?はソリッドの場合、カットにするかの選択
です。

回転ツール設定2 左の画像はソリッド、回転角度360度に設定した状態です。 設定が終わったら、配置ボタンを押します。

回転ツール設定3 定義ボタンが現れるので、これを押します。

スケッチウインドウが現れます。
スケッチする平面とスケッチビュー方向を決める平面、回転方向を決めます。
スケッチビュー方向はスケッチをするときに上下、左右をどの方向にするのか を決めるために設定します。設定する面はスケッチ面に垂直である必要があります。
設定が終わったらスケッチボタンを押し、スケッチャーモードに入ります。
回転ツール設定4

画面が黒く変わって、右側のメニューアイコンも変わります。
この画面で断面形状をスケッチします。
ソリッド、カットを作る場合は線が一筆書きで書かれ、閉じている必要があります。
回転軸を必ず作成します。複数の軸を書いた場合、最初に記入したものが回転軸になります。

広告
この図では回転軸から125の位置に直径100の円を書きました。
回転ツール設定5

回転ツール設定6 スケッチが終わったら レ アイコンを押してスケッチャーモードをから戻ります。

回転ツール設定7 スケッチウインドウ もう一つのチェックアイコンを押し、回転設定モードから戻ります。

回転ツール設定8 これで回転フィーチャーが完成しました。

最終更新日: 2007-10-11 00:00:00

おすすめ記事

  ともさんのノマドな生活
  ともさんの箱庭

  Pro/Eの使い方-TOP
  ワーキングディレクトリの設定
  新規ファイルの作成
  ファイルを開く
  ファイルの保存
  起動方法
  ショートカットの設定
  基本操作
  マップキーの設定方法
  レイヤーの作成、操作
  色、外観の変更
  表示モードの種類
  マウスの使い方
  Pro/E 断面表示(任意の位置)
  共通
  Excelで作成したデータをPro/Eでインポートする方法
  文字の挿入
  ラップの作成方法
  DXFファイルの読み込み(部品)
  ミラーコピー
  ねじの作成
  穴の作成方法
  グループ化
  3次元形状の作成方法の種類
  螺旋形状の作成
  シェル化
  フィーチャー属性の変更
  押し出しの定義
  回転フィーチャーの作成
  押し出しフィーチャーの作成
  パーツ(ソリッド)
  グラフをフィーチャーに関連つける
  グラフの作成方法
  面取り(C面)の追加
  抜き勾配(ドラフト)
  抜き勾配(分割ドラフト)の作成
  徐変角Rの作成
  スパインに垂直な角Rの作成
  角Rの作成
  修飾フィーチャー
  複雑なパターンの作成
  パターンの作成
  回転パターンの作成
  パターン
  データム軸の作成
  データム点の作成
  データム平面の作成
  データム(基準)
  可変断面スイープ作成(投影に垂直)
  可変断面スイープ(単純なスイープ)の作りかた
  可変断面スイープ
  カーブの合成
  3次元カーブ(点通過)の作成
  3次元カーブの作成(交差使用)
  3次元カーブの作成(プロジェクト)
  カーブの作成(方程式使用)
  2次元カーブの作成
  カーブ
  除去
  フラットキルトの使い方
  延長サーフェースの作成方法
  穴埋めサーフェースの作成方法
  サーフェースのソリッド化
  サーフェースコピー
  サーフェースオフセット
  サーフェーストリム
  マージの作成
  ソリッド化(サーフェースでソリッドをカット)
  境界サーフェースの作成
  パーツ(サーフェース)
  拘束
  寸法の追加
  パーツ(スケッチャー)
  アセンブリ部品の半透明表示
  マウスでアセンブリモデルを動かす
  アセンブリファイルへ部品を追加
  アセンブリ
  エクセルの表をPro/Eの2D図面へ挿入する方法
  図面をDXFファイルに出力するとハッチングがずれる
  ハッチングの作りかた
  Pro/Eで直径寸法を記入する方法
  断面の作りかた
  2次元図面を3Dモデルから独立される方法
  ファイル変換(DXF)
  寸法の追加(任意の位置)
  ビューの挿入(部分ビュー)
  寸法の追加(フィーチャー作成時の寸法)
  ビューの挿入(詳細)
  ビューの挿入(断面)
  スケールの変更(図面全体)
  スケールの変更(カスタムスケール)
  補助ビューの挿入
  ビュー表示の変更
  ビューの挿入(投影)
  ビューの挿入(一般)
  新規図面ファイルの作成
  図面
  部品間コピー
  寸法間のリレーション(関連付け)
  ファミリーテーブル
  マルチボディ、ブーリアン演算
  設計手法
  ファイルの名前を変える
  古いファイルを整理する
  Pro/Eデータの管理方法
  管理・設定
  親子関係のつけ方
  正6面体の作成方法
  演習問題(初級)
  ブーリアン演算を用いずに複雑な形状を作成
  壁を滑らかにする
  演習問題(中級)
  演習問題(上級)
  Pro/Ewildfire3.0学生版の設定
  Pro/Ewildfire3.0学生版の注文方法
  Pro/Ewildfire3.0SEインストールに必要なパソコンのスペック
  Pro/Ewildfire3.0学生版のインストール
  学生版
  正四面体の作成
  コンフィグレーションオプションA-C
  コンフィグレーションオプションG-J
  コンフィグレーションオプションK-O
  コンフィグレーションオプションP-R
  コンフィグレーションオプションS
  コンフィグレーションオプションT-Z
  コンフィグレーションオプションD-F
  設定ファイル(config.pro)オプション