ガマの除草
いつも湿っている休耕田、退職を機に元に戻そうと思い、たくさん生えているガマを駆除することにしました。
この水田、用水路から水を入れるのではなく、上の田から水を引き込むようになっています。
残念なことに、上の田んぼも現在休耕田なので、水を入れることは無理ですが、下から水が湧き出て、いつも湿っていることを生かしてサトイモやクワイ、マコモタケなどを栽培しようと思っています。
草刈りと排水
ガマは水田の特に湿った場所に生えています。これを駆除するには、水を抜くのがよいと思うのですが、その前に密生していて田んぼに入れません。
とりあえずは草刈り機ですべて伐採、乾かした後に焼きました。
地下水位はほぼ0cmなので長靴が泥に埋まり、作業が大変でした。
上の田んぼから水が落ちてくるので、境に溝を切って排水しました。
これでかなり動きやすくなりました。
とはいっても下から湧き上がってくる水もあるので、相変わらず地下水位は0cmほどです。
特に水の多い場所に溝を掘り、湧き上がってきた水をサイフォンを使って抜きました。
これでだいぶ減りました。
除草剤を使う
水を抜いてガマの好む環境を悪化させてみましたが、その程度ではなくなりません。
ガマは地下茎を持っているので、刈り取ってもすぐに生えてきます。
そこで除草剤を使って退治することにしました。刈ったのちに生えてきて体力のない時に除草剤をかければ効果的です。
普通の濃度で試しましたが、効果なし。2回目に濃い濃度で散布しましたが、あまり効果がありませんでした。
除草剤では完全な駆除は無理のようです。
繰り返しの刈込で駆除
結局、頻繁に草刈り機で除草して減らしてゆくのが良いことがわかりました。
ガマが無くなれば日当たりがよくなって他の雑草が生えてくるので、結局頻繁な刈り取りが必要にまります。
現在は、冬を除いて1か月に1度のペースで刈っています。ガマはほとんど目立たなくなりました。
草が小さくなれば地下の根も小さくなるので、冬に十分に水を抜いてから耕運機を入れてみようと思っています。
最終更新日: 2019-11-15 05:10:03