人生の節目と感じていること
自分は今、還暦を目前にして、人生の大きな分岐点に立っていると感じている。たまたまではあるが、ちょうど年の瀬の12月という節目の時期に、その実感はいっそう強まっている。まず大きいのは、長く続けてきた親の介護が終わろうとしていることだ。認知症の母を支えてきたが、この年末に施設へ預けることが決まり、日常の中心にあった介護という役割が一区切りつく。安堵と寂しさが入り混じった、複雑な節目である。
仕事の面でも、大きな転換の時期に来ている。ものづくりが好きで、長年設計を仕事にしてきたが、約20年前に女子高生向けのガラケーを設計楽天 していた頃、「ものづくりは好きだけれど、自分の作りたいものを作っているわけではない」と気づいた。その後、早期退職し、洋裁向けに特化したCADが存在しないことを知り、「ないなら自分で作ろう」と開発を始めた。気づけば12年も作り続けてきたが、ここに来てついに「もう作るべきものがなくなった」と感じている。
お金との向き合い方も変わりつつある。20年ほど前から基本的な手法である分散・長期投資を続けてきて、大損したものもある一方、総合的には資産を増やすことができた。ただ、還暦が目前の今から新たに長期投資をするとなると、寿命を考えた時に現実的ではない。中短期投資はリスクが高すぎる。そうであれば、これからは「増やす」よりも「計画的に使っていく」方向へ舵を切る時期なのかもしれない。
仕事も縮小しつつある。早期退職後はアフィリエイトで収入があったものの、これはかなり前にしぼんでしまった。現在は大学の先生の仕事を手伝っているが、その先生たちも引退が近く、いずれこの仕事も終わりに向かうだろう。
さらに、気候変動という大きな環境の変化も無視できない。100年以上続く柿園があるが、温暖化の影響なのか近年は収穫量が極端に落ち、回復の兆しも見えない。暑さと寒さが極端になり、外で働くことそのものが年々厳しくなってきているのを実感する。
こうして振り返ると、家庭、仕事、お金、環境――さまざまな面で区切りが訪れ、これまでの延長線上とは違う生き方を選び取る時期に来ているのだと痛感する。だからこそ、この12月という節目を、人生の次の章を考えるための大切なタイミングにしたいと思っている。
この文章は雑に書いた文章をAIに整えてもらったものです。
最終更新日: 2025-12-07 00:00:00
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