栗拾いのための手袋の使い方
秋の栗拾いは楽しいものですが、気をつけないといけないのは、あの痛いイガです。
栗のイガのとげは鋭く、ちょっと触れただけでも皮膚に刺さってしまいます。
しかも折れやすいので、刺さった後折れて皮膚内に残ってしまうと抜くのが厄介です。
長靴を履き、両足でイガを踏み込み、火箸を使ってほじくりだす方法が安全で一般的なのですが、とても非効率でやってられません。
軍手では勿論手に負えず。皮手袋も時々貫通して痛い目にあいます。
栗のイガを手で扱って栗を取り出せばとても効率的に栗拾いができます。そのための手袋の使い方を紹介しましょう。
皮手袋を2重にはめて栗拾いする
私のしている手袋の使い方、単純ですが皮手袋を2重にはめて使っています。
下にはめるのは皮手袋ではなくて、軍手でも大丈夫です。
上にはめる皮手袋はなるべく大きなものを用意しましょう。
上の皮手袋はイガを扱っているうちにたくさんのとげが刺さります。
なので、素手ではめると中に飛び出ているとげが刺さってしまうため、もう使い物にはなりません。使い古しを用いるか、栗拾い専用に用意するとよいでしょう。
写真の皮手袋は数組入ってかなり安く売っているものです。内側には使い古しの革手袋を入れました。
安全に効率よく栗拾い
皮手袋を使って収穫した栗です。革手袋を2重にはめるので、指の動きはかなり制限されますが、火箸を用いるよりははるかに効率的です。
1時間の作業で10リットルのバケツ2杯くらい拾えます。
沢山効率よくたくさん拾えました。一緒に拾ったイガは燃料として持ち帰り、燃やします。
クリの品種
痛くて困る栗のイガですが、植える品種を選ぶことで避けることもできます。
毬に棘のない品種、「トゲなし栗」を植えればよいのですが、あまり見かけないので、食味は劣っているのでしょうか?我が家では植えていないのでよくわかりません。
裂果率の高い品種を選ぶのも有効です。イガが割れて、実が自然に落ちます。実が直接地面に落ちるので、痛みやすいのが難点です。こまめに拾う必要があります。
クリは1本植えただけでは結実しにくいので、複数の品種を植えておく必要があります。その中の一つにこうした品種を加えるのも良いかもしれません。
最終更新日: 2018-09-25 04:53:27