和布を使った肩掛けカバンの作りかた
会津木綿の反物12mを使って服と帽子を作ったのですが、さらに布が余っているので肩掛け鞄を作りました。
カバンの型紙
型紙というより図面なのですが、下の図を書いてから、布を切りました。反物の所要寸法は2.05mになります。
左から順に、表の布、裏布、肩掛けベルト、側面の布、になります。図にはありませんが、余った布でフタになるチャックもつけました。
カバンの作りかた手順
まずは、反物に接着芯を貼ります。鞄なので厚めの
接着芯
楽天 が良いのですが、手元にある普通のものを貼り付けました。
これを裁断して、図面楽天 通りの大きさの布を4枚切り出し、端ミシンを掛けます。
まずは肩掛けベルトになる布を折ってミシン楽天 掛け。これでベルト部の出来上がり。
表布に側面布を合わせ、クリップで留めます。角の部分は、側面布楽天 に切り込みを入れ、下の図のようにして角を合わせてあげます。
ミシン掛けして接合しました。上のクリップ仮止め写真は、裏表を間違っていました。下の写真の組み合わせが正解です。
同じ要領で裏布を接合します。鞄らしくなりましたね。
入口部分と蓋部分を折り返して仕上げます。
これにベルトを付けたら完成です。
一緒に作ったハンチングと一緒に記念撮影。
カバンにチャックを付ける
このままでもよいのですが、せっかくなら中身が落ちにくいようにとチャックを追加することにしました。
あまりの布でこんな感じをふたを作り、
カバンに縫い付けました。長辺はミシン掛け。短編はミシンが入れないので手縫いで縫い付けました。
これで本当に完成です。
カバン作りに必要な時間
今回も作業時間を記録しながら作りました。
チャックを除く部分の製作に、130分。約2時間ですね。
チャック部の製作に50分。合計で180分、ちょうど3時間かかりました。
但し、図面作りはこの時間の中に入っていません。
最終更新日: 2017-09-11 05:14:50