2010大阪ミシンショー
第44回2010大阪ミシンショー&ハンズフェスティバル
行ってきました。ある方のミシン楽天 ブログを見ていたら、
毎年開催されているらしいことを知り、調べて見ると、2010年は今日と明日とのこと。
偶然にも明日は大阪出張!なので時間を作って行ってきました。
場所は大阪の外れの埋立地、インテックス大阪です。
あれ、人がいない。
入り口にも全然人がいない
なんだか嫌な予感がしたのですが...
入ってみると閑古鳥が鳴いているようなことはなく、結構活気がありました。
展示されているのは業務用のミシンやアパレルCAD、CAMなどが9割くらい。
趣味で手芸している人が期待して来ると、ガッカリするかも。
私も趣味で来たのではあるけど、設計の仕事をしているので巨大な裁断機やアパレルCAD
はとても面白いと感じました。
以前から気になっていたアパレルCAD。
3D-CADだと思っていましたが、完全な3D-CADというわけではないみたいです。
ちなみにこの日も自作の服を着て行ったのですが、
「この服は機械設計楽天 用の3D-CADで設計したのですよ」
とCADを説明する人に話したら、一様に「そんなこと出来るの?」と驚いておりました。
意外だったのはその後の会話で、「あなたが縫ったのですか?」と聞かれ、
「はい」と答えると3D-CADと同じくらい驚かれたことです。
おじさんがミシンを使うって、そんなにビックリすることなんですかね。
2社の人と話しましたが、どちらもおんなじ反応でした。
ちなみにCADのお値段は、個人ではとても買えない位のものなんですが、東レさんのCADは
SOHO事業主さんに数百台売った実績があるそうです。でもこのCAD、CAM(自動裁断機)
とセットで使わないとあんまり意味が無いような気がします。
こちらは中国の会社のサイト。
3次元測定器で人をスキャンし、自動的に型紙を作成→自動裁断機で裁断
が出来るシステムだそうです。
いろいろ聞いていたら、実演してくれました。
スキャンから裁断終了まで4分で完了だそうです。縫って渡すまで2時間で出来るそうな。
「すごいなー」と見ていましたが、3Dスキャナから引き出しているパラメータは、どう見ても
お尻周り、胸囲など数種類しかありません。
もちろん、「こんなのメジャーで測ればいいやん」という突っ込みは入れませんでした。
専門学校の生徒さんの作品も展示されていました。
ゴシックロリータは服飾製作の定番なんでしょうか、
ゴスロリ服の製作を専門に学ぶ課程もあるそうです。
学ぶというより趣味に近いような気もします...
日暮里の繊維街を歩いていてもゴスロリのひとが結構歩いていたりします。
女性の人たちは作品を触ったりして確かめていましたが、私は変態と間違われないよう
遠くから見るだけにしておきました、
工業用のミシンが大量に展示されていました。工業用なので単機能、そのかわり高性能って
ことでしょう。
写真はロックミシンですが、目にも留まらぬ速さで縫い上げていました。
私のミシンで1分かかるところが、1秒くらいで終わってしまいます(体感値)。
これには仰天。家庭用のロックミシンも速いのかな?急にロックミシンが欲しくなりました。
おまけ
この日宿泊したホテル。2重窓になっているので不思議に思い、窓を開けてみると、
5階なのになぜか線路が目の前に。なんと!新幹線に隣接していたのでした。。
翌日は始発列車がさわやかに目覚めさせてくれました。
最終更新日: 2010-02-22 00:00:00