ミシン机(テーブル)の自作
ミシンを置くテーブルに既存の机を使っていましたが、すき間にぴったりしていなくて、スペースの無駄なので、
書斎のすみのあまりスペースにぴったり入る机を自作しました。
以前の状態
机を置くスペースには、電子部品棚が置いてありました。この店は廃業した電子関連の仕事をされている方から譲っていただいたものです。以前は電子工作をしていたのですが今はもうすっかりやめてしまいました。狭い書斎なので無駄なものは放置しないことにして、片付けることにしました。
店はリサイクル業者に持って行き、中に詰まっていた大量の
電子部品
楽天 は、SNSで募集した希望者の方に送りました。
これで貴重なスペースができました。
以前からミシン楽天 を常に置いておける場所がなく、使うたびに収納場所から出していたのですが、使い勝手が悪いのでこのスペースはミシン机のための場所にすることにしました。
小学校で使われていた50年以上前の備品と思われる机があるのでこれをミシン机にしましたが、
低くて背中を曲げて作業するような形になってしまうし小さくてスペースを有効に使えていないため、新たに机を作ることにしました。
ミシン机の設計
三次元CADで設定しました。使う木材は主にワンバイフォー材と1バイ6材です。すき間にぴったり入るように寸法を決めました。両側が本棚で、机を置くとどうしても机の下に隠れる部分の本棚が使いにくくなってしまいます。
これはもう仕方ないですね。それでも少しでも本を取り出しやすいように、本棚の前になる足は細いものにしました。
机の情報には小さな窓があります。窓と同じ高さに棚を作り、ここに植物の植木鉢を置けるようにしました。
木材の調達
図面を作ったら木取り図を作り、ホームセンターに持って行きます。必要な量の材料を買って、木取り図に従ってカットします。
このミシン机、本来は春に作る予定だったのですが、ホームセンターに行ったら木材楽天 が品切れになっていました。コロナの影響かなと思ってしばらく経ってからまた言ったのですが、再び在庫なし。どうやらコロナの影響ではなくこのサイズの木材の仕入れを止めてしまったようです。
そこで別のホームセンターに行って木材を購入カットしてもらうことにしました。初めてカットしてもらうところなのでちょっと心配だったのですが、このあとちょっとしたトラブルに見舞われてしまいます。
ミシン机の製作
昔の職人さんのようにのみを使ってほぞを切ったりということは全くせず、木材同士をコーススレッドで固定して組み立てます。
コーススレッドは釘と違って抜けにくく、金槌の衝撃もないので、比較的正確強固に組み立てることができます。時間もそれほどかかりません。
のみを使った細工にも魅力を感じますが、技術もないし時間もないので仕方がありません。
玄関で大体組み上げた後、書斎に持ち込んで所定のスペースにいれます...
ここで隙間に入らないというトラブル発生。ほんの1mmぐらい机が大きいです。本棚は造り付けなので動かせないし困ってしまいました。
結局机の部材をいくつか外して挿入し再度組み立てることで入れることができました。
かなり冷や汗をかきました。
原因は、カットした木材が2㎜くらい長かったこと。全ての部材が同じくらい長いので、おそらくホームセンターのカットマシンの寸法調整がうまくできていなかったのでしょう。
ミシン机の完成
こんな感じです。十分な大きさではないのですが普通に作業するには困らずに実行できます。
ミシンを常に置いておけるので、準備や片付けに時間をあまり取られないのがとても嬉しいです。
書斎は四畳ほどの小さいスペースなので、空間を有効に利用することはとても重要なことです。
残る空間を無駄に使っているものはプリンター周りなので、次はこの辺りの空間を最適化したいと思っています。
最終更新日: 2020-08-16 15:52:31