山椒(サンショウ)の育て方、栽培方法
我が家には果樹園があるのですが、その片隅に、山椒が自然に生えてきて育っています。おそらく鳥が実を食べて、種を糞と一緒に落としていったのでしょう。
熟した実から種を取り出して蒔いてみたところ、種の一つが発芽して育ってくれました。
種の採取
既にある樹から採りました。山椒の木は雌雄があるので、実の付かない雄株もあります。雌株からしか種は採れません。
下の写真は熟した実です。
ふつうに食べる実は6月ころの状態で、こんな感じで実っています。
ちなみに、山椒はミカンの仲間で、かんきつ類?になります。
全然そんな感じしませんが、実を拡大して撮影してみたら、なるほど柑橘っぽいですね。
採取した種を5つ、ポリポットに蒔いて放置しておきました(というより忘れていました)。
1年後の秋に見てみると...一株だけ発芽して成長していることに気付きました。
2年目、大きな鉢に植え替えたところ、一回り大きくなりました。
3年目、十分に大きくなりました。この苗は知人に差し上げることになりました。
育て方
山椒は日陰を好むようです。勝手に生えてくるところは、果樹の陰になるところだからです。
鉢植えも軒下の明るい日陰に置いています。
私の住んでいるところは瀬戸内で、暖かい場所なのですが、山椒にはちょっと暑いのかもしれません、樹は大概10年くらいで枯れてしまう場合が多いです。
なので、定期的に種から増やしておくと、絶えずに済みそうですね。
利用方法
葉は「木の芽」といって食材にされています。春に食べる、タケノコの木の芽和えは彩桜に美味しいですね。
実山椒はちりめんじゃこを使って「ちりめん山椒」にするのがおいしいです。
位置の自分でちりめん山椒を作ったことがありますが、たくさん入れ過ぎて強烈な味になってしまいました。
最終更新日: 2019-06-19 09:03:46