新幹線列車ホテルの上手な利用方法
新幹線が人身事故の影響で大幅に遅れ、在来線の終電が出た後に東京駅に到着したことがあります。
ホームに停めてある新幹線を「列車ホテル」として利用させてもらいました。列車車中泊のコツなどを書いておきます。
新幹線列車ホテルとは
事故や遅延などで新幹線が遅れてしまい、到着後の移動手段がない場合などにJRが用意してくれるものです。
東京、名古屋、大阪駅に用意する場合が多いみたいですね。
ホームに止めた新幹線を使ってそのまま宿泊します。
利用は無料ですが、いつでも泊まれるわけではありません。なにか不具合に遭わないと泊まれないのですが、泊まったからといって別に嬉しいものではありません。
まずは良い席を確保する
泊まったのは2007年の7月8日。1回しか経験がありません。京都から新横浜へ向かっていたのですが、大幅に遅れ、新横浜に到着した時は終電がすでに出ている時刻でした。
車内アナウンスで「東京駅で列車ホテルを用意しているので東京駅までお乗りください」と言われたので、そのまま乗車して東京駅へつきました。
乗っていた車両がそのままホテルになる場合もあるかもしれませんが、私の場合は別の車両がホテルになっていました。
新幹線が東京に着くと、みなさん走ってホテル車両に向かってゆきます。朝まで動かないいんだから、もう急いでも意味ないでしょ。と思い、歩いて行ったのですが、これは失敗でした。
良い席は全てとられてしまってました。
良い席は、グリーン席、3人掛けの席、2人掛けの順。
そうか、グリーン券持ってなくてもグリーン席で眠れるのか...
3人掛けは全て使えば横になれます。2人掛けは席を思いっきりリクライニングさせて座るのがやっと。
もちろん私は2人掛け席でした。残念。
次に車中泊の機会があったら、今度は必ずグリーン席を確保したいと思います。
毛布を確保しましょう
7月でしたが、夜中になったら肌寒くなってきて困りました。
駅員さんに尋ねたら、「グリーン車には毛布が用意してあるので、余ってるかもしれないから探してみてください」とのこと。
探してみたら、幸いにも網棚に残っていました。
毛布も早い者勝ちなので、確保しておきましょうね。
私の時は暖かい季節だったので、逆に寒かったのかもしれません。冬であれば暖房が入ったと思います。
キオスクは一晩中営業
これは助かりました。眠れないのでジュース買ったり、お菓子でお腹をごまかしたりして過ごしました。
翌朝の行動
結局朝方まで眠れなかったのですが、ようやくうとうとした頃に周囲が騒がしくなりました。始発が出るのでみなさん動き始めたのです。
目的地までの切符は窓口で申告すればもらえます。私は町田までもらいました。新横浜から東京までは乗り越しなのですが、特に追加料金を払うこともなく、挽き替えてもらいました。
目的地までの乗車券も無料でした。
あれ、列車遅れたから払い戻ししてもらったかな?この辺記憶があいまいです。
ヘトヘトになって帰宅。会社は休みました。
車中泊を避けるために
20年近く単身赴任をしているので、行き帰りに新幹線はよく利用しています。
出来れば車中泊は避けたいのですが、突発的な事故で止まってしまうのは避けられません。しかし、予測できることもあるので、新幹線が止まりそうなときはなるべく帰省しないようにしています。
車中泊を避けるためにしていることは大体以下のことくらい。
出発前に運行情報を確認する。遅れがあったりしたら中止を考える。
乗り継ぎがある場合は、乗り継ぎ時間に余裕を持たせておく。列車が遅れて乗り継げなくなるのを避ける。
なるべく早い時刻の列車で帰る。遅いほど取り残されるリスクが高くなる。
こんなところ。
最終更新日: 2018-12-13 08:48:36