ミツバチ飼育用の手袋
ミツバチを世話するときに面布という網をかぶったり、白い防護服を着たり、煙をかけたり、ゴム手袋をしたりというのは、蜂を飼っていない人でもよく知っていると思います。
白い服を着るのは、ミツバチが黒いものを攻撃する傾向があるためで、巣を荒らすクマが黒いためとか、相手の弱点である黒い目を攻撃するためという説があります。
綿布は顔を防護する目の細かい網で、頭から首にかけてかぶります。この綿布、黒い場合が多いです。
白い服を着て黒い綿布は矛盾していて、「顔を攻撃しろ」と挑発しているかのようですが、これには理由があります。白いと視界が妨げられてよく見えなくなってしまうからです。
黒ければそれほど邪魔にはなりません。なので黒いのです。
そう考えると、防護服が白くてもあまり意味がないかもしれませんね。
煙はミツバチの怒りを鎮めるために使います。巣箱を開けて煙をかけると、働きバチは「山火事だ」と思うのか、巣の奥へ逃げ込んで静かになります。
養蜂用のゴム手袋
いずれもミツバチに刺されないための防具や器具です。そのうちのゴム手袋の話です。
蜜蜂を飼育し始めたころ、「養蜂スターターキット」というのを購入して始めました。
面布楽天 、手袋、遠心分離機、ミツバチと巣箱楽天 ...一式揃っているもので、届いたらすぐに養蜂が始められるというものです。
そのキットに入っていたゴム手袋、天然ゴム製の物だったのですが、しょっちゅう針が貫通して指先を刺されてしまいました。最初は何も知らなかったのでそんなものかと考えていたのですが...
古くなって買い替えているうちに刺されにくい素材のゴム手袋があることに気付きました。
ネットで検索してみても養蜂用のゴム手袋の情報が少ないので、紹介します。
ニトリルゴム製の手袋です。
ニトリルゴムは耐突刺性が高く、カニや牡蠣などのトゲトゲしたものを扱う作業や刃物を使う作業によく使われるそうです。
水産加工の作業現場で使われているそうです。
他の素材のゴム手袋では時々ミツバチの毒針が貫通してしまい、手袋をしていても痛い思いをすることがあります。
ニトリルゴム製の手袋楽天 はホームセンターに行くと普通に売ってます。
なぜかみんな青い色をしていますが、これは何か意味があるのですかね?おそらく何か意味があるとは思うのですが。
最終更新日: 2021-11-11 05:48:20