園芸資材に使う竹の種類と寸法
家庭菜園の支柱や棚に使う竹材が利用できると大変便利です。
私の家の庭の隅には竹林があり、細い竹はここで調達しています。太い竹は庭にはないので、近くの共同墓地の隅に生えているものをもらってきて使っています。
園芸資材に使う竹の種類と規格
我が家で使っている竹を利用した園芸資材は5種類あります。自分用に規格を決めて使っています。順に説明しましょう。
柱材
夏野菜のトマトやキュウリ、エンドウ、ナタマメなどの蔓野菜を育てる棚を作るための柱です。
太い竹を切って先端を凹型にへこませてあります。
長さは2050mm。40cmほど地面に埋めて立てます。長さが中途半端ですが、これより低いと横に渡した棒が目の高さになって危険、高すぎると手が届かなくなり、作業しにくいのでこの長さに自然となりました。
一つの棚に3本ほど必要です。
一見して貧弱ですが、やっぱり台風など大風が吹くと傾いてしまいます。
下は台風で倒れた棚。
傾いてしまったら、元に戻せば問題ありません。
横桟材
これは柱材に載せて横に渡す竹材楽天 です。柱材の凹にはめ込むので、細くて長いものを使います。
このほか、畝に被せた寒冷紗の端において押さえるときにも使います。長さは決めていないけど、大体5mくらいあります。
立てかけ材
棚の横桟に立てかけて紐で固定。蔓を這わせたり、ネットの張るために使います。
長さは大体2.4mほど。細い竹をそのまま使ったり、太い竹は割って利用します。横桟材と同様に寒冷紗やビニールトンネルを押さえるときにも使います。
U型材
寒冷紗やビニールトンネルを支える割り竹です。U字型に曲げて使います。
きれいに曲がってくれると良いのですが、大抵不恰好に曲がるので閉口しています。
火であぶって曲げればきれいに曲がるのですが、たくさん使うので1つ1つ曲げている時間もありません。
長さは1.4mほど。寒冷紗の幅は1.5mあるので、両端を地面に突き刺せばちょうどよい寸法に収まります。
以前お隣がリフォームした際に土壁から出てきた竹材をたくさんもらっていて、その中の長めの物を、現在この資材に使っています。
そろそろなくなりそうなので、新たに作らねばいけません。
ツルつかみ材
竹の枝をそのまま地面に刺すだけ。
エンドウを定植するときは一緒に挿しておくとつるが巻きついてしっかりとしがみついてくれます。
最終更新日: 2019-11-08 05:17:25