寒冷紗の防虫効果
秋蒔きの作物、白菜やダイコン、カブ、ニンジンなどは、暖かいときに種まきするので、そのままだと青虫に食べつくされてしまいます。
寒冷紗で防虫した場合と無い場合の効果を比較してみました。
「種まきしたけど、発芽しない」という場合は、芽を虫にあっという間に食べられてしまったためかもしれません。
種まきしたら寒冷紗や防虫ネットをかけておくと、特に作物が小さい時は影響が少なくてすみます。
たまたまですが、寒冷紗での防虫の有無の比較が出来る白菜の画像があったのでアップしてみました。
左が寒冷紗を使って保護している白菜。右は寒冷紗なし。どちらも同じ時期にポットに種まきしたものです。
あらかじめ用意した畑に定植したものが寒冷紗で、余った苗を畑の空きスペースに定植したのが使っていないほうです。
白菜の隣はどちらもブロッコリー。
生育条件は全く同一ではなく、寒冷紗のほうは追肥をこまめにしたり、土寄せしたりしています。寒冷紗なしは定植後そのまま。
なので、寒冷紗の方が大きく育っているからといって、一概に寒冷紗の効果だけとはいえません。
寒冷紗の虫除け効果
しかし、拡大写真で見てみると...
その効果は歴然としていますね。
こう書いている私も、実は去年まではあまり寒冷紗や防虫ネットを利用していませんでした。これからは積極的に使ってゆこうと思っています。
寒冷紗を使って小松菜の夏栽培
菜の花科の作物は暑さに弱いものが多いですが、小松菜は比較的強い方です。そこで、寒冷紗を使って小松菜の夏栽培をしてみました。
栽培は簡単で、種まきをした畝に寒冷紗の覆いをかけただけ。その後なにも世話をしなかったのですが、たくさんの小松菜が収穫できました。
採れた小松菜は茹でて小分けして冷凍。少しづつ食べました。
6月30日 種まき
7月20日 収穫
寒冷紗でポット苗の保護
ポットに蒔いた種も、寒冷紗で保護しておかないと、いつの間にか青虫に食べられてしまいます。
写真は7月に種まきしたメキャベツです。発砲スチロールを台にして竹でループを作り、寒冷紗で覆っています。
さらに今年作った育苗棚です。2×4材を使って、竹を差し込む穴を開けてあります。地面から離して設置し、寒冷紗で包み込んで使います。
最終更新日: 2018-08-17 09:05:53