木製プランターの作りかた
簡単な工作で安くできる木製プランターの作りかたを紹介します。
木製なのでいずれ腐ってしまいますが、プラスチックに比べれば環境にやさしいです。
我が家の場合、廃材はお風呂の燃料に、できた灰は肥料にリサイクルできるので、なるべく木材のものを使うように心がけています。
木製プランターの材料と価格、必要な道具
杉板、180mm×12mm×2m 1個に付き1枚必要
コーススレッド(木工ネジ) 1個に付き12本。ステンレス製を使うと錆びずにリサイクルできます。
ノコギリ、電動ドリル
杉板は一枚当たり200円ほどなので、材料費だけなら300円くらいで一つのプランター楽天 が出来上がります。
100円ショップで同じくらいのプランターが売られていますが、値段的には負けてしまいますが、頑丈さと耐久性はこちらの方が上だと思います。ちなみに、最近購入してみた100円のプランターは、1年使ったらボロボロに朽ちてしまいました。
木製プランターの作りかた(DIY)
まずは木材楽天 をカットします。
長さ540mmを3枚、168mmを2枚切り出します。2mの長さの材であれば、ちょうど使い切ります。
直角になるよう注意して切るのがコツです。
ジグを使ってカットすると、きれいに切れます。
切り出した材。残材はほとんどありません。
めんどくさくてもドリルで下穴を開けておきます。これはネジを正確に打ち込むためのもの。下穴がないとねじが傾いてねじ込まれ、飛び出す失敗が起きやすくなります。
下穴にコーススレッドをねじ込んで組み立てます。組みあがったら底に水抜き穴を開けておきます。
完成した自作の木製プランター。
自作木製植木鉢の耐久性
左の写真は2011年に作ったプランター。右は2013年に追加で作った時の写真。
2年たっても腐らずに使用に耐えています。あと3年、通算5年くらいは使えるかなと思っています。
2015年5月。いくつか作ったうちの一つが、ついに壊れてしまいました。やはり耐用年数は4,5年くらいでしょうか?
中のシンビジュームをとり出して、予備のプランターに植え替えしておきました。
今まで植木鉢を使っていた時の植え替えは、根がパンパンに詰まって非常にやりにくかったのですが、
プランター自体が壊れたので作業しやすかったです。割れた鉢の処分に困っていましたが、今回は出た木材は五右衛門風呂の燃料として燃やしました。
コーススレッドは普通のものを使っていたので錆びてしまいました。
壊れた原因はコーススレッドの腐食でした。木もだいぶ傷んでいましたが、ステンレスのコーススレッドを使っていたらあと1年くらいは使えたと思います。
ステンレスなら耐久性があるので、プランターが壊れてもコーススレッドは次に再利用できますね。
次回作るときはステンレスにしようと思います。
プランターの寿命=株分けのサイクルで栽培するのが便利そうです。
いままでシンビジュームは素焼きの鉢に植えてきましたが、植え替えや移動の時に割ってしまい、割れた鉢の処分に困っていました。
木製であれば燃やせますし、コーススレッドはステンレス製なので再利用できます。
いま育てているシンビジュームも徐々に木製プランターに植え替えてゆくつもりです。
最終更新日: 2019-02-20 08:13:01