(家庭菜園用)小型管理機の操作方法
家庭菜園用に小型の耕耘機を使っています。タイヤがなく、駆動軸がロータリー爪になっているタイプのものです。
このタイプの耕耘機は、ロータリー爪が前進の推進力と畑土を耕す機能を兼ねているため、意外と運転しにくいものです。(もう少し上の機種は爪と駆動タイヤが別になっている)
初心者の人は余計なところに力を入れてしまい、疲れる機械だと思われる方が多いと思いますが、コツさえつかめばほとんど力を加えずに操作することが出来ます。
耕耘機運転のコツ
駆動軸がロータリー爪になっているタイプの耕耘機には、後ろに鉄の棒が付いています。
この棒をうまく使って操作します。これが最大のコツです。
操作のしかた
では操作方法を見てみましょう。
まず、下が普通の状態。
持っているハンドルを上げます。
こうすると、鉄の棒が畑土中から出てきます。
持っているハンドルを下げます。
こうすると、鉄の棒が畑土中に深く刺さります。
基本操作の練習はこれだけ。ハンドルは耕耘機の重心から離れているので、テコの原理が働き、上げ下げの操作に力はほとんど要りません。
小型管理機の操作-前進スピード調整
スピードを上げる→ハンドルを上げる。
ハンドルを上げると鉄の棒が土中から出るため、抵抗が減り、耕耘機が早く動くようになります。
スピードを下げる→ハンドルを下げる。
ハンドルを下げると鉄の棒が土中に深く刺さるため、抵抗が増えて、耕耘機の速度が落ちます。
実際の畑では、その日の土の濡れ具合や固さでスピードが異なります。
土のコンディションに合わせてハンドルの高さを調整します。ここがちょっと難しいかもしれません。
耕耘機の操作-方向転換
まずはハンドルを思いっきり下ろし、鉄の棒を深く突き刺して耕耘機を止めます。ハンドルが降りると、反対側のロータリー爪は浮いて地面の上を空回りします。
止まったら、そのままのハンドルの高さで、鉄の棒を軸にして耕耘機を回します。これで方向転換完了。
なれない人は強引に方向転換するので大きな力が要りますが、
この方法ならほとんど力は要りません。女性でも操作できます。
小型管理機はバックできません
畑の土が固い場合はロータリー爪が噛みこまず、耕さずに行き過ぎてしまう場合があります。
この場合は無理に戻ろうとせず、いったん行過ぎた後に方向転換して戻ってきましょう。
強引に引っ張れば戻れますが、力が必要ですし、何よりも危険です。
最終更新日: 2019-03-06 08:21:02