AKI-H8/3664マイコン用IO制御ライブラリ
AKI-H8/3664マイコン用のC言語関数です。IOポートを制御するためのもの。
秋月の
マイコン
楽天 を使う人はすっかり減ってしまった?ようですが、このh8/3664マイコンは
小さくまとまっていてとても扱いやすいマイコンでした。
iniIo()とsetIo()とgetIo()の3つの関数があります。
まずはiniIo()でPORTを出力にするか、入力にするかを設定します。
入力にしたら、getIo()で各端子の状態を得ることが出来ます。
出力にしてからsetIo()で端子にHかLを出力します。LEDやブザーを鳴らしたり出来ます。
AKI-H8/3664のIOポート操作関数の説明
char iniIo(char port, unsigned char bitno, unsigned char io);
/*
機能 指定port、bitno番目の端子のioの入出力を指定する。
引数1 port=1文字'1'等で指定。
指定できる文字は 1,5,7,8 のみ。
引数2 bitno=0~7を指定。ただし、ない番号もあるので注意。ない番号を指定してもERRにならない。
引数3 io:1=出力0=入力に指定する。
返り値0=正常-1=異常
Port1 0-2,4-7bitが使用可能。3bitは読み込むと常に1
Port2 0-2 まであるが、SCI通信用に使うので使用しない
Port5 0-7 使用可能。但しBit6-7はI2C通信が優先して使用するので注意。
Port7 4-6 使用可能。
Port8 0-7 大電流IOPort。
PortB 0-7 入力Port。AD入力と兼用。AD入力の設定がされていない場合使用できる。
最初からIPortなので、IO指定はない。
*/
char setIo(char port, unsigned char bitno, unsigned char lh);
/*
機能 指定port、bitno番目の端子のl/hを指定する。y_iniio()で出力に指定してから用いる。
引数1 port=1文字'1'等で指定。
指定できる文字は 1,5,7,8 のみ。
引数2 bitno=0~7 セットするBit番号。Portによってないものもあるので注意。
引数3 lh: 1=H 0=L に設定する。0,1以外を指定してもerr処理を行わない。
返値 0=正常 -1=異常
*/
char getIo(char port, unsigned char bitno);
/*
機能 指定port、bitno番目の端子のl/hを取得する。y_iniio()で入力に指定してから用いる。
引数1 port=1文字'1'等で指定。
指定できる文字は 1,5,7,8,B のみ。
引数2 bitno=0~7 入手するBit番号。Portによってないものもあるので注意。
返値 1=H 0=L -1=異常
*/
IO制御関数の使い方
下記の要領で順に呼び出します。
Port8の0番端子を出力にしてHを出力します。
LEDが繋がっていればLEDが点灯します。
#include <stdio.h>
#include "z:\work\yh8-\tomolib3664\io.h"
void main( void )
{
iniIo( '8' , 0 , 1 ); //port8-0 を出力に設定。
setIo( '8' , 0 , 1 ); //port8-0 をHにセット。
}
C言語ソースファイルのダウンロード
こちらからダウンロードできます。
動作につきましては保障いたしかねます。
io.c
io.h
最終更新日: 2012-08-13 05:19:50