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データベースで菜園上手になりたい-前編

我が家は家庭菜園がとても下手です。毎年種を蒔いたり、苗を植えたりしていますが、 結局そのまま草に埋もれてしまいます。もちろん、少しは採れるのですが。
こんな現状をなんとかしたいと思い、うまくゆかない原因を考えてみました。

家庭菜園が失敗する理由

計画性がないのです。種を蒔いたら、そのまま放置。苗を植えてもそのまま放置。
草取りも追肥もしなければどんな作物も尻すぼみになってしまいます。
連作とか考えずに作ってしまうのも問題です。去年、この畑に何を植えたのか覚えてはいても、 2,3年前のことになるともう忘却のかなたになってます。トマトなどは6,7年くらい連作を 避けるべきですから、このこともうまく行かない原因でしょう。

家庭菜園に計画性を持たせる

最初にキチンと計画を立て、それに沿って実行をしてゆく。始める前に過去の履歴を調べる。
ということが出来ていれば、少なくとも現状はかなり改善できると思います。
そこで、家庭菜園楽天 に計画性を持ち込むためのツールを作ることにしました。

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家庭菜園管理データベース

マイクロソフト・アクセスを使って作りました。
このデータベースソフトを、私は愛用しています。仕事でもいろいろ使っていますが、趣味にも使って 大変助かっています。
このホームページのデーターも、実はデータベースに入っています。直接HTMLファイルに文章を書かず、 データベースの中にいったん入れて、呼び出したデータをHTMLファイル化しています。
写真の管理や予定の管理もデータベースが大活躍。
私の代わりに記憶や並べ替え、選択をしてもらっています。

家庭菜園管理データベースで欲しい情報

データベースを設計するに当たって、まずはどんな情報が欲しいのかを考えました。

栽培を始める前に必要な情報

○区画別栽培履歴
畑のどの区画に過去どんな作物を植えたかの一覧。
同じ作物を連続して作ることは連作として、多くの種類の野菜が嫌います。
同じ区画には毎年なるべく異なった種類の作物を作れば、よく出来ます。
○作物別の作業履歴 個々の作物について、いつどんな作業をしたかが記録に残っていれば、それを踏まえて 予定をたてたり、反省したり出来ます。

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現状を知るために必要な情報

○作物別作業予定と実績の一覧
今期の作物を、これからどんな作業をしてゆく必要があるのか、どんな作業をしてきたかが 一目で分かる表があれば、全体の見通しがとてもよくなります。

今何をすれば良いかを知る情報

○作業チェックリスト
前後の事はともかく、今週末の休みに何をすべきなのか。
今までは「さて、何かすることあったかな?忘れた」で終わってしまっていました。
全体の流れを考えて、今すべきことに思い至るのは簡単な事ではありません。
ましてや、休日なのですから、余分なことに頭を使いたくはありません。
最初に立てておいた計画表の中から、今することを抽出してチェックリストを自動的に作ってしまえば、 なんにも考えることなく、チェックリストを潰すだけで予定通り進行できます。
つづく

最終更新日: 2011-05-24 22:54:56

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Author: Tomoyuki Ito

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