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味噌作り

 今年もそろそろ味噌仕込みの季節。でも、自家製大豆がぜんぜん足りない。 以前はじいさんが上手に育てていたのだが、 去年は種蒔いてそのまま放任栽培になってしまったので少ししか採れなかった。 私も作ったのだが、これまたほんの少ししか採れなかった。そんなわけで、 今年はたまたま牛窓で手に入れた大豆を使って作ることにしました。

 大豆を煮ているところ。前日に1日かけて煮込むのですが、 私は仕事だったので女房とじいさんが煮てくれました。

 今年は豆の量が多かったので、いつもより大きなはがまとクドが出てました。 よく見るとこのクド、なんと素焼きの土器製!。町内の古い大原焼きだそうです。 こんなに大きなものは骨董価値があって、時価100万円は下らないそうです。(うそ)。

 こんなものに向き合って火を焚いていると、弥生時代に戻ったような気がしてきますね。

 豆が煮終わりました。はがまはけっこう底が深いので見た目より量は多いです。 準備したのは大豆の他に塩2Kg、米麹1.5Kg、ひしお麹1Kg、猫2匹。

 大豆を適量づつ臼に入れて潰します。今年はよく煮込んだようで大豆が柔らかく、 簡単につぶれました。

 程よくつぶれたところで麹と塩を投入。よく混ぜます。 はがまの中からどれくらい豆を出したのかよくわからないので、 どのくらいの麹と塩を入れてよいのかわからず、困りましたが、 じいさんの目分量でやってみたらうまくゆきました。

 臼に6回ほど分けて作業して終了。はがまも空になりました。米麹とひしお麹、 二つに分けて甕にいれました。これで今年の仕込み終了。毎年やってるとだいぶ慣れてきて、 今年ははやく終わりました。

 終わってほっと一息。昼間からビール飲んじゃいました。まったく手伝わなかった猫も一息。

最終更新日: 2002-02-03 23:57:00

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Author: Tomoyuki Ito

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