トマトの種を遅く蒔く試験
普通の品種のトマトを種から育てるには、2月頃に加温して種蒔きする必要があります。
しかし、この栽培方法は、保温設備がないとできません。
そこで、早生品種(種蒔きから収穫までの期間が短い品種)を選んで5月に種まき、秋に収穫する栽培を試みました。
トマトの早生品種
タキイ種苗の「桃太郎T93」という品種を育ててみることにしました。
栽培期間は下の表(タキイ種苗サイトから転載)
これを見ると、十分暖かくなって加温の必要が不要な4月下旬に種蒔きをしても秋には収穫が出来そうです。
普通の品種のトマトはこの頃には盛りを過ぎているので、継続して収穫できるメリットもありそうですね
栽培の経過
5月3日
種蒔き。
ポリポットに種を蒔いて、乾燥しないように新聞紙を掛け、上からさらに水をかけて湿らせておきました。
5月16日
発芽。
双葉が出ました。残念ながら発芽率は低め。
種を埋める深さがむつかしいみたいです。
6月14日
定植しました。
畑に植えて支柱を立て、固定しました。
隣にホームセンターで購入した苗を植えていますが、こちらはもう1m近くの大きさになっています。
7月6日
生育状況。
購入苗はもう収穫が始まっていますが、実生はまだヒョロヒョロの状態。
9月19日
台風被害。
棚が風で倒れてしまいました。だいぶ傷んだものの、立て直しておきました。
他のトマトはもう収穫終わってしまったのですが、実生トマトはまだ実が付いていません。
10月24日
すっかり秋ですが、まだ実はつかず。
やっと実が付いて、少しづつ大きくなってきましたが、冬に入り霜が降りて枯れてしまいました。
反省点
早生品種といっても花が咲くまえに秋になってしまいましたから、もう少し早く種蒔きをすればよかったですね。
逆算すると4月初めには種蒔きしておくべきだったと思います。
その時期はまだ気温が上がっていないので、加温はやっぱり必要になりそう。
来年また挑戦してみます。
最終更新日: 2020-01-09 15:45:30