連作障害の原因と対策
同じ科又は近い科のの植物を、同じ場所で続けて栽培し続けると、土壌中の条件(栄養分や微生物など)に偏りが出て下のような障害が発生しやすくなります。
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連作障害の原因
●病害。特に土壌で伝染するタイプの病害。連作障害の原因のほとんどを占めます。
●土壌中の害虫 (センチュウ)の異常発生など。
●硝化菌(アンモニアを食べる菌)の異常発生など、土壌微生物のパランスが崩れる。
●特定の養分が多すぎる状態になったり不足したりして、養分のバランスが崩れる。
●作物自身の出す有害物質により成長が阻害される。
連作障害の対策
●輪作をする(異なる科の野菜を順に栽培)。
●堆肥などの有機物を投入する。
●天地返しをして土を入れ替える。
●土壌消毒する。
●抵抗性品種を植える。接ぎ木苗で育てる。
●田を畑に変える、畑を田に変える。
●性質の異なる作物や植物を交互の畝で育てたり、混合して育てる。
最終更新日: 2017-01-04 18:26:25
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