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ワケギの育て方(栽培方法)

ネギとエシャロットの混雑種とされ、よく株分れするためにワケギ(分菊)といわれています。
冬から早春にかけてが食べごろで、初夏には地下に鱗茎をつくります。地上部は枯れて休眠しますが、晩夏には休眠から覚めて、ふたたび芽が出てきます。
とう立ちしても種が出来ないので、種で増やすことはできません。球根を使って増やします。
生育適温は15~20℃で、盛夏を過ぎた8月下旬~9月中旬に種球を植え付けます。

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品種

いろいろな系統に分かれていますが大きく分けると2つ
木原早生:小細球で耐寒性が強く、低温にあっても葉先の枯れこみがないので、10月下旬~2月下旬の収kmに利用されます。
木原晩生1号・長崎大球種:球が大きく「紫種」ともいわれ分けつは少なめ、厳寒期には葉先が枯れこむことがあり、10月上旬までと3月中旬~4月中旬の収穫に適しています。

植え付け方法

植え付け20日前に10平方m当たり完熟堆肥20Kg、石灰資材1.5Kgを施用してよく耕しておきます。
植え付け1週間前に元肥として有機肥料を10平方m当たり1kg施して、1条植えなら幅30cm、2条植えなら幅50~70cmの畝を作ります。
株間 15~20cm間隔で1株当たり2、3球ずつ(種球の皮をはいで)芽先が見える程度に浅植えします。
10平方m当たりの種球所要量4~5gです。

追肥と士寄せ

生育中のワケギ

植え付け後2~3週間すると芽が出てきます。
植え付け後20日おきに化成肥料の追肥を行います。
追肥のときに軽く土寄せすることにより分球が促進されます。

収穫

収穫は草丈20~30cmになったら行います。
株元を3~4cm程度残して刈り取ると再び新芽が伸びてきて、何回か収穫できます。収穫後は追肥して葉の成長を促します。
草丈を40cm以上伸ばして球根ごと収獲することもできます。

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球根の収穫

収穫したワケギ

種球として利用する場合は、5~6月頃地上部が枯れたら球根を掘り上げて、土をよく落とし束ねて風通しの良い日陰で乾かし保存します。
秋になったら種球として植え付けます。

最終更新日: 2016-10-17 10:15:32

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Author: Tomoyuki Ito

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