手間のかからないダイコンの育て方
我が家の家庭菜園での大根の作り方を紹介します。単身赴任していて週末にほんの少ししか手間をかけられないのですが、良い大根を収穫しています。まあ、大根はあまり手がかからないのですが。
ダイコン栽培のコツ
3つだけ。土づくり、初期の寒冷紗掛け、輪作。
これだけ押さえておけばうまくできます。
土つくり
畑の土ができていれば、半分はうまくいったようなものです。野菜を健康に育てることができれば、農薬なども使う場面はありません。
我が家の土つくりですが、これも手間をかけずにしています。畑の周りの雑草を草刈り機で刈り取り、畑に敷き詰めるだけです。
醗酵、完熟していない堆肥を畑に入れるとよくないといわれていますが、上に敷くだけならあまり悪影響はないようです。
枯草が土を覆うので、いつでも土はしっとりと柔らかく、光が届かないので雑草もほとんど生えません。
このまま放置しておくと、枯草もいつの間にか腐ってなくなってしまいます。地面が現れるとまた雑草が生えてしまいます。なので枯草はいつも乗せるようにしています。
こうしてできた畑の土は、フカフカでほとんど耕すこともありません。しかし、大根の場合は地中深く根が入るので、耕しておきます。
輪作の中で時々根菜やイモ類を入れておけば、畑の土は程よく混ぜ合わされます。
輪作
これも家庭菜園楽天 の基本です。大根は連作に対してそれほど敏感ではないと思うのですが、同じ場所で毎年作るのは避けるべきでしょう。同じアブラナ科の
野菜の後作もさけます。
寒冷紗をかけて虫から苗を守る
ダイコンは冬野菜ですが、種まきはまだ暑い9月初旬に行います。このころはまだ畑にたくさんの虫がいて、芽を出した大根の若葉など、あっという間に食べつくされてしまいます。
そこで、我が家では、種まき後すぐに寒冷紗をかけて虫の害を防いでいます。
虫だけでなく、乾燥防止や暑さを和らげる効果もあると思います。
義父は大根が若いころに農薬楽天 を使って虫を防除していましたが、私はこれで農薬を止めることができました。
では実際に栽培している写真を見てみましょう。
上の写真は種まきした直後(9月初旬)。いつもは竹で作った支柱を使ってトンネルにするのですが、この年は忙しくてそれもできず、べた掛けにしました。
10月中旬なると、寒冷紗を跳ね除けるまでになってしまいました。こうなったら意味がないですね。
べた掛けにしてしまうと葉っぱが抑えられてしまってあまり良くないのですが、それでも悪くはないものが出来たので、あえてべた掛けの写真を載せてみました。
時間がないと諦めてしまうより、少ない手間でそこそこの物を収穫するという選択する方がよいと思います。
ダイコン栽培スケジュール
瀬戸内地方の我が家の大根の栽培スケジュールです。週末の天候とか、ほかの事情で前後しますが、大体こんな感じで栽培しています。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
1年目 | 初旬:種まき寒冷紗 | 初旬:草取り追肥 下旬:寒冷紗外す草取り土寄せ追肥 | 収穫開始 | |||||||||
2年目 | 収穫終了終了 | 片付け |
最終更新日: 2018-08-20 09:10:48