自動水やり装置の自作
自動で植物に水やりができる散水機を自作しました。作り方を紹介します。
以前からシンビジュームを育てたかったのです。しかし、シンビジュームは毎日の水やりが欠かせません。単身赴任の身では実家のシンビに水遣りは不可能。かといって単身赴任先に持ち込むこともできません。
装置の構成は下のような感じになっています。
自作水やり器の部品構成
工作のポイントは電磁弁です。これを探して大阪、日本橋の電気街を1日歩きました。
購入しなくても廃棄する全自動洗濯機があれば、そこから取り出すという手もあります。
手に入れた電磁弁はAC100Vを流すとバルブが開く仕様だったので、タイマー経由で好みの時間に通電し、散水するようにしています。
タイマーには家に転がっていたテレビやステレオ用のタイマーを使いました。
10年くらい前のものなので今では入手困難だと思います。電子工作ができるなら、RapsberryPiとSSRを組み合わせてタイマーを作ることもできます、面白そうですね。
RapsberryPiはパソコンのようにGUIが使えて、マイコンのように装置制御ができるので、こうした装置に組み込むのに適しています。
水道と電磁弁の間は全自動洗濯機用の耐圧ホースで繋ぎました。
最初は普通のホースだったのですが、電磁弁閉時に水圧がかかってパンパンに膨れたので取り替えました。電磁弁とのネジピッチが合わなかったのに強引に取り付けたので、 今でも少しずつ水漏れしています。
電磁弁から先は水圧がかからないので、普通のホースを使います。
水量は水道蛇口で調整していますが、間違って触ってしまいやすいので、電磁弁とホースの間に絞り弁を追加しようかと考えています。
タイマーと電磁弁は屋外の箱の中に入れてあります。
箱の中身はこんな感じ。電磁弁は2つありますが1つは未使用。
箱は心地良いのでしょう、カエルや蜂が入ってしまうため、タイマーはナイロン袋に入れて保護してあります。
自作水やり器の使用状況
スプリンクラーの周りはこんな感じ。ランの他に色々な植物が取り囲んでいます。
ポットに種まきして周りに並べておくと次の週末にはそろって発芽してくれるので大変便利です。
今年(2000年)の春は毎週少しづつトウモロコシのポット苗を作って植えつけ、
長い間トウモロコシを楽しみました。
凍結、破損して漏水
春になって、自作のの 自動水やり 楽天 装置を動かそうと装置に水を通したところ、なぜか大量の水漏れ。調べてみると...
あー、壊れている!。冬の寒さででパイプが凍結し、破裂してしまったようです。
そういえば水抜きするの忘れていました。急いでホームセンターへ行き、修復する部品を買ってきました。
「自動水やり装置Ver2」と名づけました。
直した配管。電磁弁の前に流量調整弁をつけて推量調整をしやすく改良しました。
水道からのホースとの取り合いねじのピッチが合わず、水漏れしてましたが、これもピッチのあったものに交換。前装置の欠点を一掃しました。
固定したところ。う~ん、なかなか良い出来ですな。
保護箱をかぶせて出来あがり...ん!?電磁弁が箱からはみ出している。ま、いいか。
また今度壊れた時に直そう。
最終更新日: 2019-04-18 09:09:04