サツマイモの温床つくり
サツマイモの温床作りを手伝いました。
温床は「芋床」とも言って、サツマイモの芽を早く出させるためのものです。有機物を芋の下にすきこみ、発酵熱で芽を出させるものだそうです。
おんどこ、フレームといいます。
堆肥の発酵熱を利用した温床の作りかた
①地面を掘ります。深さは20cmくらい。
以前からこの場所を温床として使っていて、木の枠が設置してあります。
広さは1×2メートルくらい。
②穴に有機物を放り込みます。材料は近くにあった花の咲いた大根とカブ。
それから同じくらいのわら。昔は寒いうちに山の下草を刈ってきていれたそうです。
③大根、わら、ともに押しきりで刻みます。大きさは適当。押しきりを使ったのは初めて。
刃が大きくてかなり怖い。手を切りそうだと思っていたら...やっぱり切ってしまいました。皮膚を貫通しなかったので大丈夫でしたが...。
④刻んだものを放り込んだらよく混ぜます。右は混ぜ終わったもの。「わらが入るととても暖かくなる」そうです。
保温効果があるのでしょうか、それとも藁に含まれる納豆菌が作用して発行が進むのかな?
⑤最後に土をかぶせます。
関係ありませんが、働かずに見ているだけの人物はニートくんです。
堆肥温床の完成
⑥山になっているけど、翌日にはかなり低くなるとのこと。この中に芋を植えます。
堆肥温床に覆いを作ってみた
ビニールで温床を覆い、熱を逃がさないようにすれば、さらに良いのではと思い、フレームを作ってみることにしました。
材料は1×4と1×6材、それぞれ2本づつ、竹。
ビニールシートを枠に直接つけるのはあまり気が進まないので、内枠と外枠を作り、シートを挟む構造にしました。
1×4は外枠として使います。900㎜4本にして枠を作りました。1×6は850㎜4本にで内枠。
枠の内側2面に直径9㎜、深さ10㎜程の穴を明けておきます。これは抑え用の竹を通すもの。
枠にピッタリ納まる長さに竹を切り、細く割って枠にあけた穴に差し込みます。
出来ました。
重ねるとこんな感じになります。
間にビニールシートを挟めば完成!ちょっと大s\げさ過ぎましたかね...重いです。
これを堆肥を埋めた穴の上にかぶせておけば、発酵熱を逃がさず、かつ太陽熱を取り込めるので、好成績を得られると思うのですが...
とりあえず使ってみます。
最終更新日: 2018-02-14 08:08:05