柿酢の作りかた
柿の木がたくさんあるので実った柿は出荷しています。
小さかったり、形が悪かったり、傷のついている実は出荷することが出来ません。近所に配ったりしますが、それでも毎年大量の柿が余ってしまい、
これらは畑の肥料にしています。
近所の人に柿酢の作り方を教えてもらいました。酢はそれほどたくさんは要りませんが、余った柿で作れるならやってみよう、ということで試しに作ってみました。
方法は簡単。柿の皮をむき適当な大きさに切り、酵母(ドライイースト)をまぶし、ビン詰にしておくだけです。
実を洗わず、皮を残したまま入れたほうが、表面についている天然の酵母菌が利用できてよい、という話も聞きますが、屋外で外気にさらされているものなので、埃とか虫の糞みたいなものもけっこう付いています。
衛生的に問題ありそうなので、やはり皮は剝くことにしました。
教えていただいた方は、柿を詰めた甕を地中に埋め、その中で発酵させていました。温度が安定して発酵によい影響があるのでしょう。
さすがに埋めるのは大変なので、柿を詰めた瓶を納戸の奥の方に入れておきました。
瓶を発泡スチロールの箱に入れておくのもよいと思います。
完成した柿酢
半年ほど置いておいたのが上の画像です。
家で収穫した柿のうち、形が悪かったり傷があったりして出荷も近所に配ることもできない柿を使いました。
秋に仕込み、冬越して春を迎えた状態です。実は本来はもっと早く引き上げるそうです。
舐めてみると...すっぱい。しかし、それ以上に渋い!でした。
うっかり渋柿を入れてしまったようです、残念。これでは使えないので結局捨てることになりました。
機会があればまた作ってみようと思います。
余った柿の利用法として、他には柿渋を利用するという手があります。
しかし柿渋楽天 は未熟な実を使う必要があります、収穫時の規格外品では渋がなくて利用できません。
余った柿、畑の肥料にするのも考え方によっては有効利用なのですが、もっとよい利用法がないかなと探しています。
最終更新日: 2021-11-12 05:40:26