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クルクマの栽培、手入れ、増やしかた

クルクマの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。

歴史

クルクマは葉がカンナに似ている大型の多年草です。熱帯のアジア、オーストラリア、アフリカが原産地です。
日本へはクルクマの一種のロンガがウコンとして平安時代には到来していたとされています。
ウコンは、日本では荒涼として利用されていましたが、のちには血止め、腹痛の薬として利用されるようになります。さらには布を黄色く染める染料として使われるようになりました。
現在ではウコンはカレーに入れる香辛料として有名ですね。
クルクマのうち、香辛料として用いられるのは、ウコン、ターメリック。香りのよい品種としてガジュツ。観賞用のシャロームといった種類があります。

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特性

日当たり排水の良い土地を好む。熱帯性の植物なので、湿度の高いところで育ちます。
大きな葉の間から高さ40cmほどの花茎を伸ばし、先端に20cmほどの花穂を付けます花弁に似た美しいものは苞で、その中に小さな花を付けます。
花の色は黄色が基本ですが、苞は白、ピンク、紫など多くの色があります。

利用方法

球根を香辛料として、花を観賞用、として利用されています。食用の品種と観賞用の品種は違います。

園芸品種

観賞用の品種の中では、庭植えにする大型の品種と鉢植えに出来る小型の品種があります。

育てかた

熱帯が原産の植物なので、高温と多湿を好みます。この点に気をつけて育てます。
土が乾かないように、水やりに気を付けます。肥料は元肥のほか、2週間に1回くらい、液肥を与えます。
日当たりを好みますが、当たりすぎると乾燥もするので、真夏は寒冷紗を掛けたり、明るい木陰で育てるとよいでしょう。

入手方法

4月~6月頃に球根が出回るので、これを購入して植えます。

病害虫と病気

比較的病害虫が少なく、育てやすい木です。アゲハチョウが食害するので気をつけましょう。

花期

クルクマの花期は8~10月です。

増やし方

クルクマは秋に地上部が枯れてきたら、球根をほりあげます。冬の間は室内で保管しておけば、来年また育てることが出来ます。

最終更新日: 2013-08-21 05:22:46

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Author: Tomoyuki Ito

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