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ジンジャーの栽培、手入れ、増やしかた

ジンジャーの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
ジンジャーの花

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歴史

ジンジャーはインド、東南アジアを原産地とする、ショウガ科ヘディキウム属の植物の総称です。
一般にジンジャーといえば、食用のショウガも含む、広い意味を持ちますが、園芸に関して言えば、上記ヘディキウム属およびその園芸品種をさします。
ジンジャーが日本へ到来したのは嘉永年間、1800年代中ごろのことです。薬用として入ってきたのですが、その美しい花から観賞用として栽培されるようになりました。
戦前には多くの園芸品種が誕生したとされていますが、戦争により多くは忘れられてしまいました。最近は、香川県の農園の方が復興を試み、数多くの園芸品種が作出されています。

特性

熱帯植物なので、暖かい気候を好みます。日当たりのよいところが最適ですが、乾燥しない、湿気の多い土地で育てないと大きくなりません。
我が家でもジンジャーを育てていますが、たまたまジンジャーの株を果樹園に捨てたところ、生えてきたのでそのまま育てている状況です。果樹の下は木陰ですが、湿気が適度に保たれて生育に適しているのでしょう。毎年大きく成長します。
葉の間から伸びる花茎の先に穂状の大きな花を咲かせます。花には強い芳香があります。
花の色は白、橙、黄色、赤、ピンクなど多様です。

利用方法

切り花などに用いられます。もともと薬用として入った植物ですが、園芸品種を口にするのはやめましょう。

園芸品種

白い花の咲くコロナリウム、黄花縮砂と呼ばれるガーデネリアナムなどがあります。種間交配のなされていて、多くの品種があります。

育てかた

春にショウガに似た球根が販売されるので購入して植えつけます。生育適温は25~30度くらい。土の湿気を常に保って育てるのがコツです。
もともと湿気のある土地に植えるとよいですが、できなければ敷き藁や腐葉土をかぶせるなどして乾燥を防いだうえでこまめに水やりして育てます。
冬は、寒冷地では球根をほりあげて保管します。その他の地域では、地上部が枯れた後、土寄せ、敷き藁などして防寒、冬越しします。

入手方法

球根を購入して育てます。

病害虫と病気

病害虫が少なく、丈夫で育てやすい植物です。

花期

ジンジャーの花期は8~10月くらいです。

増やし方

ジンジャーは球根を分球して増やします。
写真は掘り出した球根です。芽のついたものを移植します。
ジンジャーの根

最終更新日: 2017-07-18 09:09:31

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Author: Tomoyuki Ito

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