日本陸軍軍服、型紙の作りかた
国会図書館で型紙を探していたら、旧陸軍の軍服の型紙楽天 を見つけました。
実際に洋裁CADを使って本の通りに製図してみました。
「洋服の裁断と補正」という本から抜粋。すでに著作権保護期間は満了しています。
旧日本陸軍将校の軍服パターン
陸軍将校の軍服だそうです。コスプレする人は作るでしょうかね。応用して軍服っぽい服のデザインも出来そうです。
服の素材とか、ボタン、肩章など、軍服っぽいアイテムを探すのが大変そうですが。
洋裁CADで製図してみました
昔のパターンは、上の図のように、「製図の順序」を辿って点や線をひいてゆき、最終的に型紙の図にまります。
この方式の良いところは、異なる(この軍服では4つ)寸法で描き始めると最終的にその寸法通りのパターン楽天 が仕上がるところにあります。
昔は何時間もかけて描きましたが、パソコンが発達したので、寸法を変更するとコンピューターが一瞬で書き直してくれます。
下の動画は各寸法を変更してパターンの形状を変えているものです。上の「製図の順序」通りに入力しました。
昔の人は、パソコンなしでよく考えたと思います。
旧日本陸軍将校の外套
同じく外套の型紙の作りかた。
旧日本陸軍将校の乗馬袴の型紙
股の部分が大きく膨らんだズボン、乗馬袴というのですね。これを縫うのは難しそうです。
最終更新日: 2019-02-05 07:57:12