春ソバを育ててみました
暖地での春ソバの栽培方法です。
最初に書いておきますが、暖かい土地で春ソバを栽培してもうまくゆきません。
もしかしたら、品種によっては可能かもしれませんが、収穫は期待しない方が良いでしょう。
秋そばを栽培すると、翌年春に、こぼれ種からたくさんのソバが芽を出して、大きく育ちます。
今年は試しに春にソバの種をまいて育ててみることにしました。
緑肥や、観賞用に利用できるかなと思ったためです。
種は毎年秋に自家採種しているものです。
春ソバの輪作と種まき時期
2013年3月14日、収穫の済んだ大根の後に種まき。
緑肥としてソバを輪作に取り入れるなら、ダイコンや白菜などのあとの空いた畑に蒔くとよいと思います。
3月30日、まだ芽が出ていません。
4月14日、発芽しましたが、霜で枯れてしまいました。
春の蕎麦の種まきは、霜の降りなくなる頃がよさそうですね。
私の家(瀬戸内地方です)であれば、4月の第1週か、中旬くらいでよさそうです。
この写真を撮影した後、種まきをし直しました。
1か月後の5月12日、生えそろっています。周りに生えてきた雑草を抜いておきました。
5月25日、もう花が咲き始めています。隣の畝はカブを栽培していましたが、開花後引き抜いて、落花生を植えました。
6月1日、成長しました。
春ソバの開花
6月9日、この頃が花盛り。アリが蜜をとりに来ています。
6月16日、花も終了。実の方は、やっぱりついていません。
春ソバの利用方法
育ててみて感じたのですが、冬野菜の後作の予定が埋められず、空けてしまう畑があれば、
蕎麦を緑肥として栽培すればよさそうです。
春ソバは雑草なみに手間がかからないし、種もできないので緑肥としてピッタリです。
生育中に刈り取って、後作に大豆を入れるとよいかなと思っています。
最終更新日: 2013-07-01 20:02:46