茶室の平面図集
小屋を建てるのが好きで、将来は茶室を作りたいなと思うようになりました。
そこでまずは茶室とはどんなものなのか知りたくなり、
茶室の平面図を集めてみることにしました。
図は主に茶道雑誌「同門」より引用させていただいております。
残月亭
表千家、不審庵とともに重要文化財となっている茶室です。
秀吉が突き上げ窓から残月を見上げたことからこの名が付いたそうですが、今の亭には突き上げ窓はないそうです。
凭れたという太閤柱はあります。
「同門」25年1月号より引用
樂博物館の茶室
樂博物館内にある茶室です。数寄屋師の六代目、平井滋造氏による施工です。
「同門」24年11月号より引用
樂博物館のHP
樂博物館
官休庵
三千家の一つ、武者小路家の流祖、一翁宗守の建てたものです。
現在の建物は明治14年に再建され、大正時代に改築されたものです。
古図から間取りは再建前とは変更されていないそうです。
「同門」24年10月号より引用
官休庵のHP
官休庵
憩寂庵
画家、橋本関雪画伯の営んだ白沙村荘内にある茶室
平成21年に火災で焼失しましたが、その後再建されています。
「同門」24年9月号より引用
白沙村荘のHP
白沙村荘
蓮華院と金毛窟
実業家、原三溪によって造営された、横浜三溪園にある茶室です。
三溪園には京都や鎌倉から移築された多くの歴史的建造物がありますが、
蓮華院と金毛窟は原三溪自らが建てた茶室です。
蓮華院には宇治平等院鳳凰堂の古材が使われています。
金毛窟には大徳寺三門の古材が使われています。
「同門」24年8月号より引用
横浜三溪園のHP
三溪園
最終更新日: 2017-05-10 09:06:40