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初めての確定申告

このホームページと他のページにもgoogleの広告を貼り付けていますが、だんだん広告収入が増えてきて、 今年はもう確定申告しなければいけない状況になったので、準備をすることにしました。
私はサラリーマンなので、確定申告なんて始めての体験です。
自分への覚書の意味も含め、無事申告を終えるまでを書いてみました。

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グーグル広告の収入はどのくらいか

私のホームページの場合、100人の人が来ると、2人くらいの人が広告をクリックします。つまり2%。
グーグルのルールでは、クリックした時点でその広告スペースを提供した人に手数料が支払われます。 広告をつけても、表示されるだけでは収入はないわけです。
クリックされる確率は少ないですが、たくさんのページに広告をつけていたり、 たくさんの人が訪れるページに広告をつければ、それなりの収入が期待できます。
私のホームページは、たいしたこと書いてないので、個々のページに人はこないのですが、10年以上続けているため、ページ数が1000以上あります。

確定申告の準備-住民基本台帳カードの取得

電子申請をするために、住民基本台帳カードが必要とわかったので、取得しました。
印鑑と免許証を持って町役場へ出向き、手続きをしました。費用は500円。 後日カードの用意が出来ると、役場から受け取り用の書類が送られてきます。これと印鑑、免許証を持ってゆけばカードを受取ることが出来ます。
私のばあい、手違いで受取ることが出来ず、再申請するはめになりました。
受取り書類は有効期限が2週間ほどだったのです。
単身赴任していて、なかなか受取りに行く機会がなかったのですが、 行こうと思い封筒を開け、初めて失効していることに気付きました。
そんなトラブルもあったものの、先日無事に取得することが出来ました。
住民基本台帳カードの有効期限は10年間です。
(住民基本台帳カードは廃止され、現在はマイナンバーカードが使われています。期限切れの住民基本台帳カードは、マイナンバーカードに置き換える必要があります)

確定申告の準備-電子証明書の取得

受け取り手続き中に「電子証明書も申請しますか?」と聞かれました。「何ですか?」と聞くと、確定申告に必要とのこと。
これもお願いしておきました。 電子証明書の写しという紙をもらいましたが、証明書自体は電子的なもので、書類に必要事項を書いて、暗証番号を設定するだけ。 有効期限は3年とのことです。事務手数料はこちらも500円なり。
これでカードの準備は出来ました。 このほか、カードをパソコンに読み込ませる装置も必要とのことですが、確定申告シーズンには、町役場に申告コーナーが設置されるので、これを利用する予定です。

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ICカードリーダライタの購入

役場の申告コーナーのリーダーライターを利用しようと思っていたのですが、Amazonで調べてみると、1525円で販売されています。 思ったほど高くないので、これを購入。
購入したものは一番安いもので、ドライバーとかも付属していないため、ネットでダウンロードする必要があるとのことです。
住基カード対応ICカードリーダー

送られてきたのがこれ。香港あたりから直接送られてきました。 本体が袋に入っているだけで、付属物は何もありませんでしたが、PCにつないで表示されたボタンを押したら、何事もなくドライバーが インストールされました。
カードリーダライタの購入費は、来年の経費の中に入れようと思っています。

PCの所要スペックとソフトウエア

国税庁のe-Taxのページ入ると、事前準備として、
ルート証明書、公的個人認証サービス利用者クライアントソフト、署名送信モジュール(ActiveX)
の3つをPCにインストールする必要があると書いてあるので、その場でインストールしました。
パソコンOSやブラウザの所要スペックも書いてありますが、結構古いパソコンでは無理かなという感じです。
私のパソコンはブラウザがIEのVer8なのでギリギリOKでした。

収入と経費の計算

前もって収入と経費の計算をしておきました。
収入のほうは簡単で、グーグルの毎月の広告量収入を足すだけです。
経費の方はちょっと悩んだのですが、毎月のネット接続料金、レンタルサーバー利用料、ドメイン管理費を合計して半分を経費とすることにしました。
この辺の按分は難しいと感じたので、一思いに半分としてしまいました。

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ネットで確定申告終了

これだけ準備して、いよいよ確定申告を行いました。
国税庁のサイトからe-Taxに入り、指示通りに入力してゆけば申告終了です。
詳細を書こうと思っていたのですが、 初めてのことなのでまごまごしていたら、終了してしまいました。
ちなみに納税額は0円でした。いろいろ大げさに準備した割には拍子抜けでした。

確定申告したことは会社に知られます

ほとんどの会社は副業禁止です。私の勤務している会社でも副業は禁止です。
なので確定申告をすると「会社に副業がばれる」と危惧する方もおられるでしょう。
私の会社の場合、内規で副業の定義が決まっていて、「従業員が他の人に雇われること」が副業に当たります。
実家の農業を手伝ったり、家が商店で、帰宅後に店番をしたり、ブログに広告を貼り付けたり、パチンコしたり...
は副業のうちに入りません。私のホームページも趣味なので副業にはなりません。
自分の会社が副業をどうとらえているのか、確認してみましょう。

また、確定申告=副業ではありません。
私の会社の場合、労働組合の役員をしていると給料とは別に手当が出るので、確定申告が必要になります。
他にもさまざまな理由で確定申告は必要になるはずです。
確定申告の理由はプライベートに属することなので、会社側から問われることはないでしょう。
私は組合役員経験がありますが、確定申告について会社側から聞かれたことはありません。
もちろん、今回の件で会社から何かと聞かれても、「プライベートなことなので」と回答するつもりはありません。

最終更新日: 2019-01-29 07:27:18

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Author: Tomoyuki Ito

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