「花彙」という江戸時代の書籍とツルボ
「花彙」という江戸時代の書籍
時々国会図書館のサイトに行って本を探しています。
最近見つけた面白い本は、「花彙」。江戸時代の草花の図鑑のような本です。
国会図書館のサイトで閲覧できるのは、宝暦9年出版のものです。
こちら
ネットで古書店を調べると、この本は30万円くらいで取引されているらしい。
こうした本を、家にいながら読むことができるとは、世の中本当によくなったと思います。
上の画像は、ページをコピーしたもの。ツルボは私も育てている、お気に入りの雑草ですが、よく特徴を捉えている絵だと感じます。
一目見てツルボが載っていると気付きました。
説明文を読むと、
メンソウジ、俗名サンダイグサ、又の名をスルボ。
近道諸山及び処々の原野に多く生ず。苗の葉は冬を凌ぎて萎まず。夏に入りて高さ35寸葉は韮の葉に似て広く67月、葉中茎を抜き、
穂を出し不開の唐傘の如し。又ノケイトウの穂に似て細小淡紅花を開く。根はニンニクに類する。
私の撮影した画像ともよく一致していますね。
最終更新日: 2012-09-12 06:30:26