カスミソウの栽培、手入れ、増やしかた
カスミソウの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
カスミソウは地中海地方原産のナデシコ科の植物です。
カスミソウと呼ばれるものには1年草のものと宿根性の多年草のものに2種が含まれます。切花として流通していものは宿根草が主です。
日本へは大正の頃入ってきたといわれています。現在は花束やアレンジに不可欠な花として多く栽培されています。
切花用のカスミソウは、全国で生産されていますが、北海道月形町は原産地の気候に近く、梅雨がないので、良質なカスミソウが生産されています。
カスミソウの育てかた
カスミソウには1年草と宿根性多年草の2種があり、育て方も多少違います。
カスミソウの入手方法
種が販売されているので、購入します。宿根性は種より苗を購入して育てた方が簡単に育てられます。
カスミソウの管理
1年生は春か秋に種まきします。秋蒔きは霜をよけるため、ポットに蒔き、屋内で冬越しさせたほうがよいでしょう。春蒔きは庭に直播にします。
カスミソウの原産地は石灰岩質の土地なので、酸性土壌が苦手です。種まきの前に苦土石灰をまいて中和しておきます。
肥料は控え間にした方が花がたくさん咲きます。
カスミソウは草丈が高いので、成長する前に、フラワーネットを張って倒伏を防ぎます。ネットは30~50cmくらいの高さで張っておきます。
カスミソウの花期
カスミソウの花期は春蒔きが6、7月。秋蒔きは5月頃。宿根種は6~10月くらいになります。
カスミソウの増やし方
宿根種は株分けで増やします。数年に1回、植え替え時に分けます。
4~5月にさし木をすることもできます。
最終更新日: 2012-08-22 05:43:40