サラシナショウマの栽培、手入れ、増やしかた
サラシナショウマの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
サラシナショウマは日本産の山野草です。林などの明るく湿った日陰に自生しています。
サラシナは晒し菜の意味で、古代には春に採った若葉を水に晒して食べていたために付いた名です。ショウマは升麻と書き、葉が麻に似て茎が植えに伸びる性質をあらわしています。
サラシナショウマの花は試験管を洗うブラシのようで、独特の趣があります。花と花の終わった後の実はドライフラワーとして長く楽しむこともできます。
サラシナショウマを食べる
サラシナショウマは日本では古くから食用、薬用として用いられており、平安時代の延喜式にも登場します。葉を食べる場合は1、2日水に晒して臭みを消します。根は解熱、解毒、消炎の薬となります。
サラシナショウマの入手方法
苗が2~4月頃に大きな園芸店や山野草店で流通しますのでこれを購入しましょう。
サラシナショウマの育てかた
サラシナショウマは日本原産の植物です。丈夫で手間もかからずに育てることができますが、アブラムシや、時々芋虫が付くので気をつけます。
林の中に生える植物なので、同じような環境で育てます。庭植えならば落葉樹の木陰に植えると良いでしょう。
春は十分に日光を与えます。木の葉が茂るようになったら明るい日陰に移して育てます。乾燥しないように気をつけましょう。
サラシナショウマの花期
8月~10月に開花します。
サラシナショウマの増やしかた
サラシナショウマ株分と種まきで増やせます。植え替えと同時に株分けも行いましょう。
最終更新日: 2012-06-29 06:16:05