リンドウの栽培、手入れ、増やしかた
リンドウの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
リンドウは日本に自生する草花で、清納言の枕草子や出雲風土記、和歌に読まれるなど、古くから愛されてきました。リンドウの仲間は世界中に分布しており、約400種が知られています。日本には13種が自生しています。
リンドウは竜胆と書きますが、薬草として古くから用いられ、中国語で竜の胆嚢のように苦いことから、この漢字が当てられています。日本でもリンドウの根は漢方薬として古くから重用されてきました。西洋でも薬草として古くから使われており、エジプトの墓から出土したパピルスにもリンドウの処方記録があるそうです。
リンドウの園芸品種としての栽培は、歴史が浅く、戦後に始まっています。ピンク色の花や矮性のものなど、現在は50種ほどの園芸品種が作出されています。
流通しているリンドウの多くはリンドウの一種エゾリンドウとそれを元に作出された園芸品種です。
リンドウの入手方法
鉢植えを購入するのが手軽で良いでしょう。つぼみの付いたものが8月~10月頃に店頭に並びます。
リンドウの育てかた
リンドウは日本原産の植物です。丈夫で手間もかからずに育てることができます。
乾燥に弱いので、鉢植えの場合には特に注意しましょう。また、花は雨に弱いので、秋の長雨が花に当たると痛みやすいので注意が必要です。
冬は霜の避けられる軒下に移したほうが良いでしょう。
リンドウの花期
8月~9月に開花します。
リンドウの植え替え
鉢植えの場合、2年ほどで根がいっぱいに回りますので植え替えましょう。株を引き抜いたら古い土を落とし、必要なら株分けして新しい土で植え替えます。
植え替えの時期は、3月頃が適しています。芽の動き出す前に行います。
リンドウの増やしかた
リンドウ株分で増やすのが一般的です。植え替え時に株分けしましょう。さし芽でふやすこともできます。
最終更新日: 2012-06-27 06:15:05