あさがおの栽培、手入れ、増やしかた
あさがおの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
あさがお中国南部、東南アジア方面が原産とされる園芸植物です。
日本へは平安時代の頃、薬として入ってきました。あさがおの種は「牽牛子」と呼ばれる生薬で、粉末にして下剤や利尿剤として使われます。
書記の朝顔の花は青色でしたが、桃山の頃、白花が加わりました。その後、江戸時代になってあさがお栽培がブームとなり、キクと並んで日本でもっとも発達した園芸植物となりました。
あさがおの入手方法
あさがおは種を購入して育てます。東京、入谷の鬼子母神では毎年7月6から8日に朝顔市がたつのも有名です。
種は大きく、育てやすいので、小学生の教材にもなるので、育てた経験のある人も多いでしょう。
種はそのまま撒くと発芽に時間がかかります。硬い表皮をカッターで削ってから蒔くと早く芽が出ます。深さ1cmほどの穴を開けて蒔きます。種まきは5月から6月の間、十分に暖かくなってから蒔きます。
あさがおの花期は7月から9月くらいです。
あさがおの管理
あさがおの発芽温度は20℃程度なので、芽が出るまでは室内で管理しても良いでしょう。
あさがお肥料をたくさん必要とします。毎月肥料を、毎週液肥を与えて育てます。
あさがおの仕立てかた
鉢であれば行灯作りが一般的です。鉢に4本の棒を立て、これにツルを巻いてゆきます。小さく盆栽風に育てるなら、切り込み作りにします。最近流行のグリーンカーテンは日よけになって冷房日節約にも一役かいます。
あさがおの増やしかた
あさがおは種で増やします。花が咲いて種ができたら、採取して来年蒔きましょう。F1と書かれている種は、採種して来年蒔いても親と同じ花は咲かないので、採種するつもりであればF1でない品種を育てましょう。
あさがおの病害虫
あさがおは上部でほとんど病害虫はありません。
最終更新日: 2012-05-08 06:11:58