ポインセチアの栽培、手入れ、増やしかた
ポインセチアの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
ポインセチアはメキシコ原産のトウダイグサ科の園芸植物です。アメリカのメキシコ大使、ポインセットに見出され、アメリカへ持ち帰られました。
ポインセチアが冬の鉢花として大変もてはやされるのは、苞葉が赤く染まるためです。北欧では赤は魔よけの色とされ、転じてサンタクロースの衣装の色になるなど、聖夜を象徴する色となりました。ポインセチアはクリスマスの贈り物としてうってつけの鉢花となったのです。
ポインセチアの花の色は、当初は赤色のみでしたが、品種改良が進み、白、ピンク、黄色も作出され、さらに斑入りの品種もできました。
ポインセチアに付いているラベルは何か?
ポインセチアの鉢を購入すると、小さなラベルかシールが付いています。これには「ライセンスド.ポインセチア」とあるはずです。アメリカで品種改良の進んだポインセチアは、他国でさらに品種改良する場合、アメリカの改良権利所有者に特許権使用料を支払わねばなりません。このことを通知しているラベルなのです。
この権利は国際条約によって守られています。
ポインセチアの苞葉とは
苞葉(ほうよう)は花びらでも葉でもない器官で、花を守る役割を持っています。ポインセチアは赤い花のように見えますが、実施の花は中央にある黄色い部分になります。
ポインセチアの入手方法
ポインセチアは10~12月頃に出回りますので、このとき購入します。苞葉がしっかり色づいた鉢を購入しましょう。低温にあうと落葉してしまうので、寒い戸外で販売されているものは避けましょう。
ポインセチアの管理
購入したポインセチアは室内の明るい窓辺において鑑賞します。室温は8度以下にならないように管理します。8度以下になると、落葉してしまいます。
5月くらいからは外に出して育てられます。よく日光に当てましょう。梅雨には雨に当たらぬようにします。
春と夏の2回、切り戻し剪定を行います。株の徒長を防ぎ、脇芽を伸ばしてこんもりとした株姿にします。
9月初旬からは、毎日12時間以上真っ暗な場所において管理します。夜の時間を長くすることで、苞葉が色づきます。
ポインセチアの花期は11月から2月くらいです。
ポインセチアの増やしかた
ポインセチアはさし木で増やすことが出来ます。春から夏にかけ、
剪定
楽天 した枝を挿すと良いでしょう。切り口から白い樹液が出ますが、これは洗い流すようにします。
ポインセチアの病害虫
葉の裏に粉ジラミがつく場合があります。
最終更新日: 2012-05-04 06:05:27