畳替えと畳の寸法
法事を機に家の畳替えをしました。値段は結構かかりましたが、張り替えたら家まで新しくなった感じでとてもよかったです。
畳替えの価格と作業時間
畳屋さんに見積もりをしてもらい、作業日時と値段を見積もってもらいました。
あまり使わない部屋の古い畳は新品と交換、上の間の比較的新しい畳は表替えとサイズ調整をして
あまり使わない部屋に置くことにしました。
作業は1日で出来るそうで、朝持ち帰り、夕方に持ち込んでくれます。
気になるお値段ですが、
畳を新品に取り替える → 15000円/畳
畳の寸法調整+表替え → 1000円/畳
だそうです。畳表の方が中身よりも高価なので、畳表替えは新作に比べさほど安くならないのだそうです。
但し、畳を新品に替えると、古い畳の廃棄費用が必要になります。1000円/畳かかるそうです。
業者が処分場に持ってゆくと費用がかかるのですが、個人で持ち込むと無料だそうです。なので自分で運べれば、
この廃棄費用は0円にもできます。私の場合は柿畑に持ち込んで腐らせ、肥料にすることにしました。
必ず必要ではないのでしょうが、畳の下に敷くシート(紙製)もあります、500円/畳。我が家の場合、板に隙間がたくさんあるので、
これも新調することにしました。
畳替え作業
当日は朝8時に畳屋さんが引き取りに来るので、早起きして部屋の荷物を移動させておきました。
重い箪笥は畳屋さんが移動させてくれるとのことで、そのままにしておきました。
畳を外しただけで、家というより工事現場みたいになってしまいましたね。
根太の修理
以前から畳が沈んでいるところがあったのですが、調べてみると、根太が折れている箇所が2つ見つかりました。
これは夕方までに補修しておきました。
床下の点検
床板の間から床下に光が入るようになったので、床下点検もしてみました。
あらら、床束が転がっている!
傾いた床束もあったので、直しておきました。床束を止めていた釘が腐ってしまって転んだようです。
そのほか、どこから入ったのか、猫のフンも落ちていたので片付けました。
床下は結構きれいでシロアリとかも入っていないため安心しました。
替え畳の搬入
夕方、畳が到着しました。 まずはシートを張り、その上に畳を置いてゆきます。敷き詰めると畳の寸法はピッタリで隙間は出来ません。 搬出時に座敷の寸法を測って行ったのと、畳の縁が鋭角に出来ていて隣の畳となじむためでしょう。
畳替え終了
新しい畳を敷き終えました。まるで家が新しくなったみたいです。襖も張り替えればもっと良いのでしょうけど、
今回のリフォームはここまで。
合計20畳を替えて費用は308000円でした。
古畳を肥料にする
翌日、古い畳を柿畑に搬入して敷いておきました。1,2年で腐って肥料になってくれるでしょう。
畳も長く使うと、愛着がわくものですね。思い出のある古い傷の付いた畳を畑に置いた時にはちょっと悲しくなりました。
柿の肥料になり、大きな柿の実となって再び我が家に帰ってきてほしいものです。
畳替え最初の梅雨はカビに注意
2月に畳替えをしましたが、7月になって、畳にカビが生えてしまっていることに気付きました。
座敷を締め切り、除湿機を動かしたところ、すぐに乾いてくれました。
畳を新しくした最初の梅雨は、カビに注意しましょう。以前、新築した家も、最初の年はカビが生えてしまいました。
畳替えは梅雨明け後の夏か秋くらいにしたほうが良いかもしれませんね。
最終更新日: 2012-07-20 06:06:17