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ミツバチへの砂糖水給餌のしかた

ミツバチを飼育していると、巣箱の中の貯蜜(貯蔵している蜂蜜)が減ってしまっている場合があります。
人間が採ってしまったり、季節的に花が咲いていない、天候不順で蜜が採れなかったなどの原因でこうなってしまいます。
放置しておくと、働き蜂が減ってしまったり、日本ミツバチであれば逃亡(引越ししてしまうこと)して、巣箱楽天 が空っぽになってしまったりします。
人間にとってもミツバチにとっても大損害ですので、時々巣箱を覗いて、貯蜜が少なければ給餌してあげましょう。
一時的に餌を与えれば、その餌をエネルギーにして、自分でハチミツを採って来れるようになります。

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ミツバチに餌を与える方法

砂糖水を用意して、ミツバチに与えます。
私の場合(趣味養蜂です)、以前採取した質の悪い蜂蜜を与えることもしています。
プロの養蜂家は蜂蜜を与えず、砂糖水を与えるようです。他のコロニーで作られた蜂蜜を与えると、(ミツバチの)病気を媒介してしまう恐れがあるので避けるのだそうです。

砂糖水の作りかた

砂糖1、水1の割合でなべに入れて暖めながら砂糖を溶かし、糖液を作ります。 糖分が少ないと発酵してしまい、濃すぎるとミツバチに負担になります。大体1:1か、砂糖を少し多くしたくらいです。
作った砂糖液は早めに与えましょう。作り置きしたものは、なぜか好まれないようです。

巣箱への給餌のしかた

砂糖液は巣箱の中に入れて与えます。
外において与えると、他の巣箱から来た働き蜂と喧嘩になり、たくさんのミツバチが死んでしまいます。
ミツバチの給餌

写真は西洋ミツバチの巣板を置いていたところに日本ミツバチ楽天 が来て、喧嘩してしまったもの。
弱った群だと、巣箱の中で給餌しても、他の巣箱のミツバチが入り込んできて、餌を奪ってしまう場合があります。

給餌は下の二つを使っています。
一つは先端を巣門に差し込むタイプで、巣箱を開けなくても餌やりが出来ます。
もう一つは巣板と同じ形状のもので、場所をとりません。

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ハチミツ給餌器 砂糖水給餌器

箱の中にスペースがあれば、普通の容器でも問題なく使えます。 蜜蜂が砂糖水で溺れてしまわないように、割りバシとか、木片をたくさん浮かべておきましょう。

実際の餌やり

最近は、もっぱら差込タイプの餌やり器を使っています。
写真は、湯煎したハチミツを給餌器に入れたところ。
フタをして逆さにすると、薄い出口から、ジンワリとハチミツが染み出してくるしくみです。 出口は巣箱に差し込んでおけば、巣箱の中でミツバチが蜜を吸い、運び込みます。
ハチミツをつめる

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私の場合、巣門の前にはオオスズメバチ対策の電気柵を張っているので、巣箱の横に給餌穴を設けておき、そこへ餌やり器を差し込んできます。
給餌状態

最終更新日: 2019-04-24 07:34:46

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Author: Tomoyuki Ito

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