薪ストーブの掃除
春になって、薪ストーブを使わなくなったので、掃除をすることにしました。
最初の年は業者の人に教えていただきましたが、今年は自分で掃除しました。
薪ストーブの灰を取り出す
薪ストーブ
楽天 を使う場合、燃えて残った灰は全部捨てずにおきます。灰が適度な断熱材となって、
着火しやすくなるためです。
しかし、暖かくなり、火を入れなくなったら、灰は必ず全て取り除きます。
そのままにしておくと、灰が水分を吸収し、ストーブが錆びてしまうのでよくないのだそうです。
ストーブの中、灰受けも含めて丁寧に灰をかき出します。
取れた灰は良質の肥料になります。
薪ストーブの2次燃焼室を掃除
天板を外して、2次燃焼室も掃除します。 薪楽天 ストーブの構造はちょっと複雑で、燃焼した空気は直接煙突へ行かず、二次燃焼室を迂回してから 煙突にゆきます。このとき新しくて熱い空気がはいり、完全燃焼するのだそうです。
積もった灰を取り除きます。2次燃焼室の下面には断熱マットが敷いてあるので、これも丁寧に掃除します 。
煙突掃除
次に煙突掃除をします。その前に、煙突を解体しなければいけません。
まずは、煙突についている、断熱板を外します。
この板は全ての煙突についているわけではありません。壁と煙突の間が少ないときにつけるものです。
ネジで留めてあるので簡単に外せます。
薪ストーブの煙突の構造
薪ストーブから伸びる煙突は、途中までが伸縮でき、短くして取り外せます。
煙突の上の方は、屋根で支えているので、外しても落ちてきません。
伸縮部分を取り外して掃除し、上の部分は下からブラシを押し込んで掃除します。
まずは伸縮部分を外しましょう。
ストーブとの結合部のパッキンを外し、固定しているネジも外します。
上の結合部はバンドで留めているので、これも外します。
固定を外したら、下から引っ張って煙突を縮めます。
伸縮するといっても、煤が溜まっているので、簡単には縮みません。
しばらく格闘してやっと短く出来ました。
煙突下部の掃除
引っこ抜いた伸縮部は、外に出して、ブラシを入れ、溜まった煤をかき出します。
煙突上部の掃除
煙突の上部は、天井からぶら下がっている状態なので、下からブラシを入れて煤を取り出します。
柄を継ぎ足せるブラシを用い、煙突に穴の開いた袋を被せて先端までブラシを入れます。
煙突は途中で曲がっていますが、柄も柔らかいので、先端までブラシが届きます。
煙突から出た煤は、タールとか、有害物質が混じっているので、灰のように肥料にはせず、燃えないゴミに出します。
掃除が終わったら、元通りに組み立てて、掃除終了です。次の冬になるまでゆっくり休んでもらいましょう。
掃除をすると、当然ですが灰や煤が落ちてあたりを汚します。
我が家の場合は土間に設置しているので汚れても平気なのですが、普通の居間に設置しているご家庭では、掃除はかなり大変なのではと思います。
以下は去年(2011年)の記録
薪ストーブの煙突掃除
煙突は中間を外してブラシで中を掃除します。
掃除前、掃除中、掃除後
大して煤は付いていませんが、付いてから掃除するのでは遅すぎで、落とすのが大変になるのだそうです。
また、乾燥していない木や木材以外のものを燃やすと、あっという間に煙突が詰まるそうです。
1年使ってこのくらいの汚れなら「普通」だそうです。
煙突の上の部分は、外した部分からブラシをいれ、ブラシの棒を継ぎ足しながら掃除してゆきます。
写真撮り忘れた。
薪ストーブ内部の掃除
基本は灰を全てかき出す。これは使い終わった春に行います。放置すると、灰が水分を吸収して、
接している鉄の部分が錆びてしまいます。春に自分で取っておいたのですが、角の部分が不十分で、ちょっと錆びていました。
刷毛とブラシをつかって、丁寧に掃除してもらいました。
天板を開けると、こんな感じでマットがおいてあります。これも取り出して、丁寧に灰を落とし内部を掃除します。
薪ストーブ外面の掃除
外側は布で拭いた後、靴炭みたいな物を塗ってきれいにします。見違えるほどきれいになりました。まるで新品ですね。
我が家には猫がいるので、夏の間上に載ったり(鉄が冷たいので)して、結構汚れました。
野良猫が入っておしっこをひっかけた後もあったようです。
錆びてしまうので気をつけねばいけません。
2時間ほどの作業で見違えるほどきれいになりました。ありがとうございます。
来年からは自分で手入れしてゆきます。大事に使ってゆきたいものです。
薪ストーブの掃除道具
掃除用のブラシと延長棒を購入しました。
ついでに「ジャイアントモウル」という斧も購入。太い丸太が簡単に割れて気に入りました。
最終更新日: 2019-05-27 08:21:32