オリジナルデザインキャスケット
最近、妻が帽子を買ってくれました。ハンチングだったのですが、気に入ったので最近は帽子をかぶって
外出しています。帽子をかぶれば暖かいし、なによりハゲが隠せて好都合です。
しかし、せっかく自作の服を着て出かけているのに帽子が既製品ではいま一つ。形はともかく、着ている
服と同じ布で作った帽子くらいはかぶりたいものです。
ということで休日の今日は部屋にこもって帽子を作ることにしました。
作ってみるのはキャスケット。丸くてふっくらした帽子です。あんまり男性はかぶりませんが、私は
丸顔なので似合うかなと思ったので。
帽子の設計
まずは自分の頭の形の調査から。
着古した麦藁帽子の写真を撮り、自分の頭の平面計上を割り出しました。
210mm×160mmの楕円、周長580mmが私のサイズのようです。
このサイズの楕円を書いてプリンターで打ち出し、切り取って頭に被って検証。
なかなか良い被り心地でした。
ブリム(つば)の設計
ブリムはこんな感じで頭の形の楕円に沿って形状を作りました。
これもプリントアウトしてみました。うん、いい感じ。
本体はこんな感じで...
型紙を作りました。
これも印刷して切り抜いて、貼り付けてみました。縫いやすいように端の部分を
垂直に立てたのが特徴です。
帽子の製作
では、布を縫ってゆきましょう。普通は葉っぱの形に6枚の布を切って縫い付けてゆくようですが、
「それは手間がかかるのじゃない?」と疑問を感じたので、長い布を用意して縫ってゆく方法を考えました。
型紙楽天 をあてて、チャコで線を引き、ミシンで縫ったら半分折り返して型紙をあて...
の繰り返しで縫って行きます。
縫い終えたら、縫い目に沿って鋏で切ります。
今回は裏布をつけないことにしたので、端ミシン楽天 をかけておきました。
今度はブリムを作ります。
まず布に接着芯を貼って、半分に折ります
型紙に沿って線を引き、ミシンで縫ってからカットします。
裏返しました。
ブリムを縫いつけました。ブリムの縫い代に切り込みをいれ、仕付け糸で仮縫いしてから
ミシンで縫うと簡単に出来ます。
端を折ってミシンで縫い付ければ完成!
かぶってみると、ちょっと横のふくらみが足りなくて、キャスケット楽天 というよりキャップという
感じになってしまいました。次はもっと良いものを作ろう。
ともあれ、頭にピッタリで初めてにしてはよく出来たと思います。
最終更新日: 2012-07-27 05:38:09