薪割り機の使いかた
薪割り機の使い方の紹介です。冬にしか使わないので、次のシーズンには使い方を忘れてしまいます。
ですので半分自分用の覚書に書きました。
下の写真が所有している
薪割り機
。電動油圧式です。電気で油圧ポンプを回し、油を送ってピストンを押し出し、はさんだ薪楽天 を割る仕組み。
写真左側の黒い部分が押す方で、薪に隠れて見えませんが、右側に刃が付いています。
薪を挟んでぎゅーっと刃に押し付けて割ります。動きはゆっくりですので比較的安全。
使い始める前に、まず矢印の小さなねじを緩めておきます。エアベントのためだと思います。
使い終わったら忘れずに閉めます。(これを忘れがち)
動かすときは、まず右のボタンを押します(ポンプが動き始める)。
次に、左のレバーを下ろすと、作動油がシリンダーに流れ込み、ゆっくりと薪を挟みこみます。
今回は主に樫の木を割りましたが、硬くてねばいので、直径15cmくらいより大きなものは割れませんでした。
下の写真のような木目の入り乱れた木もNG。
樹種によって割り易さがかなり違います。樫はもっとも割りにくい部類ですね。
完全に割れてくれないものも多数。
別の樹は簡単に割れてくれました。樹種は不明。
スパンと割れる木は弾け飛ぶ場合があるので油断すると危険です。木の横にいると飛んだ木に当たってしまいます。
怪我をするほどの勢いではありませんが、脛に当たるとかなり痛そうです。
上手く割るコツ
枝の出ているものは、下の写真のように、枝を真っ二つになるように割ると、比較的素直に割れてくれます。
今回割った一番太い木はこれ。でも完全には割れませんでした。
樫の木はもっとずーっと太い幹もあるのですが、これはとても割れないので、山に放置して腐らせるより他なさそうです。おいしいキノコとか生えるとよいのですが。
薪割り機、便利そうだと購入したのですが、意外に使い勝手が悪いです。動きがゆっくりなので安全なのは良いですが、たくさん割るときには時間がかかります。
枝のないまっすぐな薪しか割れないので、それ以外の薪は、結局今まで通り斧で割っています。薪割り機で割れるのは大体半分くらいでしょうか...薪割り機の準備の煩わしさとかも考えるとあんまりメリットないです。
もう少し出力が大きければ効率も上がるのかもしれませんね。
最終更新日: 2019-11-06 07:35:00