柿の剪定道具
私の使っている柿の剪定道具を紹介します。使い方、手入れの方法についても説明しています。
柿の木、
剪定
楽天 中の写真です。
大きな木なので、この木だけで9時間かかりました。
柿の剪定に必要な道具と使い方
柿の剪定には上の道具を持って出かけます。
右下から順に
癒合剤
皮むき
剪定ノコギリ
剪定鋏大
剪定鋏小
脚立大小
癒合剤
癒合剤は太い枝を切ったときに切り口に塗って保護するものです。塗ると木が切り口から
腐ってしまうことを防げます。抗菌剤の入った木工ボンドのようなものだそうです。
皮むき器
皮むきは樹皮を削るもの。放置すると樹皮が厚くなってそこに害虫や病原菌
棲むので削りとってしまいます。農薬を使うよりも効果的と聞いています。
本物の皮むきは写真下のものですが、私は上の草削り(ねじりガマ)を皮むきとして使っています。
我が家の柿は大きいのでこのくらい大きいほうが効率的なのです。
剪定用の鋸
剪定
ノコギリ
楽天 は木工用と違い、歯が大きく、全体が小さく出来ています。生木は歯が大きいほうが切りやすいです。
使い捨ての替え刃式ですが、目立てをして使っています。硬いので目立てはやりづらいです。目立てのできるノコギリは軟鉄で出来ているのが普通です。
目立てして使う剪定のノコギリがあれば買い換えたいのですが、見つからないのでこのノコギリを使用中。こまめに手入れして気持ちよく切れるようにしています。
剪定鋏
剪定鋏は今年から2つ持って作業することにしました。
小は軽く少ない指の動きできることが出来ますが、太い枝を切るには大きな力が要ります。
大は太い枝でもあまり力を入れずに切れますが、代わりに指のストロークが大きい上重いので疲れます。
結局、細い枝には小さい鋏、太い枝には大きな鋏を使い分けることにしました。
ちなみに剪定鋏と収穫鋏は違います。収穫用は、
こんな感じに横から見ると曲がっています。ヘタを切るときに実を傷つけないためです。
剪定鋏で切ると実を傷つけるか、ヘタが斜めに切れます。斜めに切れたヘタは他の実を傷つけてしまいます。
脚立大小
高い位置の枝を切るには脚立が必要です。三本足の剪定用がお勧めです。
四本脚の、梯子を畳んだ形のものは、3脚式に比べて安定性に欠けます。大小使い分け他方が効率が上がります。
剪定道具の手入れ方法
使用後、刃物類は油を塗ってからしまっています。
油は浜の手入れ用のツバキ油が販売されているので、これを使っています。
剪定とはいえ、収穫した柿は口にするので、口に入れても害のない油を用いることにしているのです。
道具を大切にすることは良い仕事をするための基本ですね。
最終更新日: 2019-10-16 10:17:28