巻きズボン型紙の作り方
巻きズボンの型紙寸法の決め方を解説しています。涼しいので夏には愛用しています。
巻きズボン(巻きパンツ)とは?
巻きズボンは柴田美穂子さんが「おさいほうスタートBOOK」で紹介されています。
わたしははソーイングの趣味をはじめた頃から愛用しています。たまたまこの本を
最初に買ったのですが、はじめた時に良い本に出会え、よかったと思っています。
本では女性用のズボンとして紹介されていますが、私は「なんとなく和装」
な雰囲気を出すためにはいています(私は男です)。最近は私服で外出するときは、もっぱら
この巻きズボンです。
NHKのおしゃれ工房に紹介されてから私のHPにも「巻きズボン」を検索してこられる
方が増えました。
巻きズボンの寸法の決め方
巻きズボンの型紙楽天 の作り方を紹介します(私流です)。
まずは、下図のように自分のa,b,c,d,eの寸法を測ります。
a:ウエスト周り
b:ヒップ周り
c:ウエスト-股下
d:ウエスト-ヒップ
e:ズボンの丈
f:お尻の厚み
型紙A,B,C,D,Fの値は
A = f (大まかな寸法)
B = b - 40
C = ( b - a - 40 ) / 4
D = e
E = d - 50
F = c + 50
のようになります(数値の単位はmm)。
いくつか作りましたが、この寸法関係にするとスッキリとしたシルエットに仕上がります。
巻きズボンの縫い方
寸法が決まれば、布の上に直接線をひいてカットしてゆきます。
直線が多いので、型紙をわざわざ作らなくても、長めの定規で直線を引いてゆけば大丈夫。
詳しい縫い方については、著者の方に迷惑をかけてしまうといけないのでここでは書きません。
お知りになりたい方は柴田美穂子さんの著書をお読みください。
麻の薄い生地を使って巻きズボンを作りました。
薄い麻の布地を使って巻きズボンを作りました。
普通、ズボンは厚手の生地を使う必要がありますが、巻きズボンならゆったりしているので
薄手の生地で作っても破れません。麻の生地であることもあり、とても涼しく感じます。
上着は去年秋に作ったものです。綿なのでこのズボンに対しては暑すぎです。
今回作った巻きズボンが涼しくて気持ちいので、上着も涼しい生地を探して作ろうと思います。
最終更新日: 2018-02-13 08:47:56