ミツバチ防護服を作りました
ミツバチ用の防護服を作りました。
趣味養蜂でミツバチの世話をするときに使い、刺されないようにするためのものです。
普通に市販されているものは「面布」と呼ばれている袋状の網で、ツバの広い帽子をかぶり、帽子ごと被って使います。
この面布楽天 では肩の辺りに隙間が出来るので、どうしてもミツバチが中へ入ってしまいます。
刺されるととても痛いし、刺されなくても蜂が中へ入ってしまったら作業を中断しなければなりません。
そこで、面布と服を一体にして隙間を無くした防護服を自作することにしました。
ミツバチ防護服の構造
簡単に言うと、面布を服に縫い付けたものを考えればOKです。
以前使っていたのもは既成のつなぎの作業服に面布をつけたものでしたが、隙間があったり、ポケットが付いていたりしてミツバチが入り込みやすいので新調することにしました。
服の素材は綿のシーチング。以前、日暮里で10m840円で手に入れたものです。布地としてはもっとも安い素材です。
この服だと、ミツバチの入ってくる部分は袖口と裾の部分になります。
この端にはゴムひもを入れてあり、ミツバチが入らないようにしてあります。
この防護服を使うようになってから、ミツバチに挿されることはほとんどなくなり、安心して世話が出来るようになりました。
襟周りにはチャックをつけて養蜂用のツバ広ヘルメットも被れるようにしてあります
網は服に隙間なくしっかり縫い付けてあるのでミツバチが入り込むことはありません。
重ね着できるように、かなり大きめに仕上げました。
製作時間は6時間ほどです。
完成した日本ミツバチ防護服
で、早速着てみました。
網の角がツノみたいですね。まだ改良の余地ありです。
日本ミツバチ防護服2作目
その後、二作目を作りました。素材はナイロンタフタに変更
下はその図面らしきもの。自分だけわかればよかったのでかなりいい加減です。参考になる方はしてみていただけると嬉しいです。
胸元に付けていたチャックは、意味がないのでやめました。代わりに衿ぐりを大きくとって、頭やヘルメットが中へ通れるようにしています。
最初に作った防護服ですが、安い布を使ったために、洗ったら縮んでしまいました。
普通の綿なので汚れも付きやすく、だいぶ汚れてしまいました。
今回は
布地
楽天 にナイロンタフタという素材を使いました。雨具などに使われる布で、撥水性があります。
ツルツルしているので、ミツバチがとまりづらいかなと思い、使ってみることにしたのです。
ちょっと蒸れますが、なかなか着心地は良いです。汚れもつきにくいですね。
すべるので縫うのにはちょっと苦労しましたが、思ったほど縫いづらくはなかったです。
最終更新日: 2017-02-02 09:09:53