桑の木の剪定
桑の剪定、育て方についてです。
桑の木、毎年新しい枝が4メートルくらい伸びてしまうので、いつも半分以下にします。写真は
剪定
楽天 中のもの。
切った枝の一番太いもの。1年でこんなに大きくなってしまいます。桑はとても成長が速いのです。
これだけ小さくしました。
桑の木剪定のコツ
桑はとても成長の速い木なので、上の写真のようにその年伸び始めた枝が4m位も伸びます。
放置すると大木になってしまうので、冬にその年伸びた枝をバッサリ切ってしまって、樹高を低く抑えておくとよいでしょう。
こんないいかげんな方法だと樹形は崩れてしまいますが、そもそも樹形を整えられる樹ではないでしょうね。
桑の病害虫対策
高木になると書きましたが、桑の木の大木って見たことありません。
育ててみると、カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)が幹に入って食い荒らす被害が非常に大きいことがわかりました。
おそらく、自然状態ではカミキリムシに食べられて大きくなれないのでしょう。
繁殖力と成長が早いので、食べられても増える速度の方が勝るのだと思います。
私は予防はしたことはないのですが、カミキリムシの予防、退治はイチジクに準じて行えばよいと思います。
イチジクは桑と同じクワ科に属していて、肌の感じとか、白い樹液とか、カミキリムシに弱いところがよく似ています。
マルベリー
桑の実は童謡にも歌われていますが、食べられます。私も子供の頃は川の土手に生えている桑の実など、よく食べました。
食べると口の周りが紫に染まって、食べたことがすぐにばれてしまうのですよね。外の物拾って食うなと親に叱られた記憶があります。
欧米ではマルベリーという名前がついています。桑にも品種があって、食用の物もあるそうです。
桑は昔は養蚕用として盛んに栽培されていましたが、養蚕用の品種は実をつけにくく、付けても小さいのだそうです。
写真の桑は農業試験場から親がもらってきてくれたもので、実の付きやすい昔の品種だといっていました。(品種名は忘れてしまいました)
桑の増やしかた
これもイチジクと同じ。挿し木で簡単に増えます。
やったことはないのですが、実生でも増えます。木を植えておくと、こぼれ種が発芽して買ったに増えるの困るくらいです。
すでに木があれば、枝を曲げて地中に埋める方法、取り木で増やすのが一番確実だと思います。
最終更新日: 2019-06-07 08:12:12