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養蜂日記(3)

2001/11/4

西洋ミツバチはとうとう全滅。あーあ(T_T)。こうなることは、 夏のうちにわかってはいたのだけどね。

大スズメバチ、決定的な防除法が見つからなくて困り果てていたのだが、先日、 いつもメールをいただいているTさんから、面白い防除法を教えていただいた。 巣箱の外をミツバチは通すがスズメバチは通さない網で覆ってしまうというものだ。 Tさんの近所の養蜂業をされている方の方法らしい。 残念ながら、写真はいただけなかったのだが、想像するに、下図のような感じになるのだろう。

今までの私

これからの私

なんだかとってもよさそうだ。巣箱楽天 に近づかない大スズメバチは攻撃性をあまり示さないというし、 「私」も中に入ってしまえば恐怖の大スズメバチから逃れられる。 しかも!、鳥小屋を作ろうと思って小屋楽天 の材料を買い揃えてあるのだ。 ちょっと改造すれば、「ミツバチ小屋」になる。 うーん、でも問題は来年ミツバチを購入するお金ですね。うーん、困った。

2001/10/13

最近全然蜂の世話をしていない。 大スズメバチが西洋ミツバチの周りは大スズメバチがブンブン飛んでいる。 去年まではハエタタキで叩いていたのだが、今年は恐くてそんなこと出来ない。 蜂の数もめっきり減ってしまった。

それに比べて、ニホンミツバチは捕獲以来なんにも世話をしていないのに順調だ。 在来種なのだから、むしろ当然のことなのかな。今日日本ミツバチの巣を覗いたら、 なんだか大騒ぎになっている。何だろうと覗いていると、大スズメバチが飛んできた。 どうもこの大スズメバチを警戒して巣からぞろぞろ出てきたらしい。

2001/8/25 早くも全滅

台風で被害がなかったか見に行ってみると、何と1つ巣箱の罠が吹き飛ばされている。 台風でなにか飛んできて当たったようだ。屋根の波板も割れていた。 巣箱の中のミツバチは...もういない(T_T)。 代わりにたくさんの死骸と大スズメバチが数匹巣のまわりに。 あ~あ。またやってしまった。

そういえば最近になって自分が蜂毒に極端に弱い体質であることに気付いた。 足長蜂にふくらはぎを刺されて靴がはけないかと思うほど腫れたが、 その後たまたま同じように刺された妻は、痛かっただけですぐに直ってしまった。 もし大スズメバチに刺されたら、死んでしまうかもしれない。 去年はハエタタキでかなりの数の大スズメバチを叩き殺したのだが、 今年はなにもせず、すごすごと立ち去る。

「大スズメバチ電撃捕殺装置」は絶不調。なぜかトラップの瓶がすぐに倒れてしまう。 ねずみか何かの動物が倒しているのだろうか?

2001/8/15

役場から連絡があり、薬剤散布時の保証金が出るとのこと。 別に要らないと言おうと思ったが、それでは役場でも困ると思い、受け取りに行く。 何と8220円も支給される。うーん、これって税金の無駄遣いではないだろうか。

2001/8/11

今年採れたハチミツを覗いてみると...なんと殆どの瓶で発酵している(T_T)。トホホ。

2001/8/5

スズメバチの罠を仕掛ける。暑くてしばらく見に来ていなかったが、元気そうだ。 スズメ蜂の姿もまだ見掛けない。今年は暑くて涼め蜂も夏バテしているのであろうか?

罠を取り付けた巣箱。ニホンミツバチの巣には後日取り付ける予定。

2001/7/22

暑くてなにも出来ない。蜂の世話をするにはかなり厚着をしなければならないが、 この天気では、死んでしまいそうだ。そろそろスズメ蜂対策しなければならないのだが...

ご近所にお住まいの孫悟空さんのお宅に蜂がおじゃましたところを撮影して HPにUPしてくれました。うれし♪♪。

2001/7/8

暑い。ミツバチたちを見に行くと、蜂も暑いらしく、あまり飛んでいない。 巣箱の中は暑いのか出入り口のまわりにたくさん出ている。 日本ミツバチ楽天 の方はそんなことないらしく、かいがいしく飛び回っている。 やはり在来種は環境に適応しているのだろうか。

もうすぐ大スズメバチがミツバチを襲いに来る季節だ。 今年は、スズメバチ退治に新兵器を投入。名付けて「大スズメバチ電撃捕殺装置」。 罠に入れてある餌の液体に誘われてきた大スズメバチを感電させて液体に落とし、 溺死していただく作戦だ。果たして目論見どうりにゆくかな?

7/4に再び薬剤の散布があったが、前のこともあり、ほおっておいた。 後で見に行ったが、別に異常はなかった。

巣箱の近くにすえつけた「大スズメバチ電撃捕殺装置」。詳細は別途UPの予定。 自分で感電してみたところ...うーん、し・び・れ・る♪。 でも、もうちょっと刺激がほしかった。ビリビリというよりピリ、って感じでした。

2001/6/30

先週は残念ながら、蜂の世話ができなかった。今日は時間ができたので、 気になる巣箱を空けてみることにする。

開けてみると...もうそこは蜂の巣ではない(T_T)。 蜂蜜の発酵した甘い匂いと、蜂の死骸を食べる蛆虫たち...ウェー。

この群、処分することに決定。でもどうしていいか分からない。 蜂の残党がたくさんいるから、もって帰るわけにもいかないし、焼いてしまう場所もない。 考えているうちに目眩がしてきた。刺されないように厚着しているので、 ぼやぼやしていると熱射病になってしまう。結局、巣箱を開けて、巣板も取り出し、 野ざらしにしておくことに決定。ずいぶん無責任な方法だが、仕方ない。

これで1群早くも全滅。原因はやはり薬剤散布のとき巣を閉めたために 酸欠か暑さにやられたためだろうと思う。残りは西洋みつばち2群、 ニホンミツバチ1群。西洋みつばちには人工花粉と砂糖水をあげておいた。 ニホンミツバチにはなにもしない。

日本みつばちの群れ。気になっていたさなぎを捨てる行動もなくなった。こっちは平和そのもの。

2001/6/17

巣を見回っていると、一つだけ蜂の出入りしていない巣がある。 早速開けてみると...げ、なんと大量に死んでいる。 巣板を出すと、蜂の死骸が巣箱の1/3ほどの高さに溜まる(T_T)。 こんなこと、初めてだ。とりあえず、巣箱と巣板を掃除して元に戻し、 残党の蜂さんたちに再び入ってもらう。隣の巣に異常はないから、病気ではないだろう。 巣の出入り口を閉めていた間に、暑さにやられてしまったのだろうか?全く気がつかなかった。 もっと発見が早かったら、きっともっとたくさんの蜂を助けられただろう。残念だ。

とりあえず今はそのままにしておき、様子をみて他の群れと合流させる予定。あ~あ(T_T)。

2001/6/9

薬剤の散布は昨日で終わったそうだ。 この散布の件は町役場の方から親切に教えていただいたのだが、 今週は散布の状況を逐一電話にて教えていただきました(留守電だったけど) ありがとうございました。巣の出入り口を閉めたので、もしかしたら、 中で窒息してるのでは、と内心不安だったのですが、今朝開けてみると、 どの巣箱からも蜂が元気に飛び立って行きました。一安心(^_^)。

2001/6/4

明日5日は近くの山で害虫駆除の薬剤散布がある。 夜、帰ってきてから、巣の出入り口を閉めて回った。 燻煙器で煙を噴きかけ、巣の外にいる蜂を中に追い込もうとするのだが、なかなか入らない。 近くにお墓があるのでなんだか周囲がとっても気になる。苦労しました(^_^;;。

2001/6/1

早起きしてハチミツしぼり。1週間見ていないので、分封していないか心配だ。 まず第一群(最初からある群)を覗いてみる。盛んに産卵しているらしく、幼虫の入った巣ばかり。 蜜は殆どない。王台(女王蜂の子供の入った巣)がないか、丹念にチェックする。 あったら分封してしまうので、つぶさなければならない。結局見つからない。 今回は女王蜂の写真を撮ってみました。手袋を外さねばならないので、結構恐かったです。

第二群(分封した群)を開けてみると...ゲ、少ない(T_T)。分封してしまったようだ。 トホホ。群れの数が半分くらいになっている。困った。

少し蜜があるので絞っておく。

第三群(最後に分封した群)は、箱を開けようとしたが開かない。 蓋と巣板の間に巣を作ってしまったのだろう。無理矢理開けると。 間に出来ていた巣からハチミツが流れ出して手がつけられない。 いいかげん疲れてきたので、作業終了。

今日は1.7リットル採れました。もう今シーズンもこれで終わり。 来月あたりから12月まで、ずーっと大スズメバチとの戦いになる。気が重いなあ。

この前捕まえたニホンミツバチを観察していると、なぜか朝晩決まって蜂たちが、 自分たちのさなぎやら卵やらを巣から運び出して捨てている。いったい何をしているのだろうか。

白いのがサナギ

2001/5/26・27

この週末は良い天気の予報だ。土曜はゆっくり朝寝坊して日曜に蜂蜜を採ろう。 と思っていたら...。日曜は雨(T_T)。今週は何もしませんでした。

2001/5/20

昨日は飲みすぎた。5時に起きて蜜を取る予定が、6時になってしまった。 しかも頭がいたい(T_T)。さて箱を開けてみると、 先週継ぎ箱を上げた群にたくさん蜜が溜まっている。ラッキー♪。 今年は蜜が少ないと悩んでいたが、ちょっと時期がずれただけのかもしれない。 これではちみつを心待ちにしている方々にも、送れそうだ。

じじいの語るところによると、今週の金曜日の夕方、畑にいるとザー、 と言う音がしたので見上げてみると、みつばちの大群が空を埋め尽くしていたそうだ。 見ていたら、その大群は西へ向かって去っていったとのこと。野生のミツバチだろうか?

遠心分離機と採れたハチミツ

2001/5/13

早起きして採蜜。今週は2リットルちょっと採れた。これは最初に分封した群からのもの。 この群には女王蜂が生まれているかどうか分からなかったが、今日あけてみたら、 巣に子供が入っていた。ということは...女王蜂がいるということだ。めでたしめでたし。

最後に分封した群れは全然蜜がない。やはり群れが小さいためだろうか。

最初の女王蜂のいる群れは、なんと巣に入りきらないほど蜂がいる。しかも巣板を見てみると、 どれも子供が入居していて、蜜の倉庫になっているところがほとんどない。 そこで巣箱を増築してあげた。巣箱の上に継箱というそこの無い箱を載せ、 そこに空き巣板を入れて増築完了。さ来週が楽しみ。

先週捕獲した日本ミツバチの巣をのぞいて見ると、ちゃんと居付いてくれている。 よかった。やはり女王蜂の羽を切ったのがよかったのだろうか。

最終更新日: 2001-11-04 22:21:00

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Author: Tomoyuki Ito

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