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洋裁用レーザーカッター台の作り方

洋裁の布を切るためにワークエリアの大きなレーザーカッターを購入しました。
アパレルレーザーカッター

こちらの会社から購入しました。
SMART DIY
普通のレーザーカッターは危険防止のためにカバーをかけて使いますが、このレーザーカッターは自分で組み立てるキット品であり、出力も小さいためカバーは付いていません。
また、カットするための台もありません。なので、台は自作する必要があります。
このページではこのレーザーカッターの台の作り方を紹介しています。

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ワークエリアの大きさ

このレーザーカッターは標準でいくつかのワークエリアを選ぶことが出来ます。
A4サイズから1.5m四方まで選ぶことが可能です。
特注でフレームを組み替えて注文することも出来ます。
服の布をカットすることを考えるとワークエリアは1m×1.5mぐらいあれば良さそうです。
もっと大きな1.5m角のものもあるのですが、部屋のスペースも考えて1.5×1mのものを特注で購入しました。
サイズ展開に1m四方と1.5m四方があるので、フレームを入れ替えることで対応できるようです。

作業台の設計

レーザーカッターの詳しい寸法は購入時点ではわからなかったので、購入後組み立てた後に外寸を測り、これに合わせてを台の設計をすることにしました。
実寸に合わせ、こんな感じで3D-CADを使って設計楽天 しました。
レーザーカッターの操作台

面精度の確保

レーザーと裁断する対象物の距離が重要なのだそうです。
レーザーの先端と裁断対象物の隙間は3mm受ける必要があるとのことでした。
ワークエリアが広いので、台の平面精度を出すのは難しそうです。
しかもカッターのフレーム自体があまり頑丈ではないので歪んでしまうため、平面をきっちり出しても隙間をキープすることは難しそうです。
そこで、台は15箇所の高さ調整ネジを取り付け、そのネジの上に板を載せることで隙間を調整できるようにしました。
高さ調整ネジ 高さ調整ネジ


受け板の選定

布を置いてカットするための板が必要です。布はレーザーで切られるので、この板にもレーザーが当たります。
ですのでレーザーが当たっても大丈夫な素材を見つけなければいけません。しかも大きな板が必要になります。
普通のレーザーカッターでは、ハニカム構造の金属板を使いレーザーを下に逃すようにしているそうです。
ネットで調べると、こうした板も販売されているのですが、高価であるうえ、不要になった時に捨て場に困りそうです。
いろいろ探しましたが結局普通のベニヤ板を受け板として使うことにしました。
サイズは1.8m×0.9mなので幅が少し足りません。
二枚の板をカットしてつなげようかとも考えましたが、とりあえずは1枚のベニヤ大分をそのまま使うことにしました。
ベニヤなのでレーザーが当たると焦げてしまいます。煙も出るので嫌なのですが、他に良い素材がないのでしばらくは我慢しようと思っています。

台の構造

ホームセンターで普通に販売されている1×4材と1×6材を使って組み立てました。 カットは購入時にホームセンターに依頼して行なっています。
高さを調整するアジャスターは、モノタロウに良さそうなものがあったので注文しました。
アジャスター アジャスター

外形図と、必要な部材表は下のとおりです。
15個のアジャスターを並べた位置ででベニヤ板を支持し、外側に置いた板の上にレーザーカッターをおきます。
足は作らず、すでにある木の箱を四つ並べて台を支えることにしました。
レーザーカッター台の図面
部材表


組み立て

部材2にアジャスター取り付けに必要な穴を開けます。5本に3ケ所づつ。
アジャスターの余ったネジ部が入る直径、深さにします。今回は直径9o、深さ40oにしました。
穴にアジャスターのベースをセットし、10oの小さな釘で留めます。
アジャスターベース

部材をコーススレッドを使って組み立てます
くみ上げた台

この上にベニヤ板を置き、さらにレーザーカッターを置きます。
完成した台

電源を切った状態でレーザー出力ユニットを移動させ、どの位置でも適正な隙間ができるようベニヤ板の下のアジャスターを調整します。
これで完成です。

使ってみた感想

大きいので大変スペースを取ります1.5畳ぐらいのスペースが必要です。
六畳間に置いたのですが、半分ぐらいレーザーカッターが占めるような感じです。
ベニヤ板はレーザーが当たると焦げてしまいます。何回も使うと焦げだらけになってしまうのですが、とりあえず問題なさそう。
焦げが増えると布に付くので、時々ふき取ったほうが良さそうです。
布+ベニヤ板の煙が出るので、使うときは窓を開けて扇風機を回しています。
使用中は発炎する可能性もあるので、監視している必要がありますが、煙を吸うのが嫌なので、監視用のUSBカメラを置いておき、隣の部屋のパソコンで監視するようにしています。
機能的には問題なく使えています。ベニヤ板の平面度を確認してみましたが、やはり真ん中のあたりが低くなっています。
おそらくレーザーカッターのフレームが中央辺りでたわむので、隙間を一定に調整すると台も真ん中を低くしなければいけなくなるようです。
ですので、精度の良い平らな台では、かえって適正な隙間がとれなくなってしまいます。
スペースを取りすぎるのがやはり難点です。使わないときは立てて保管したりできればいいのですが、これはなかなか難しそうです。
台の上にカバーを付けレーザーカッターを使わない時は、洋裁机として使えるようにしたら良いかなとも思います。
現状では追加のカットやアイロンをかけるときに使う組み立て式の洋裁机を横に並べて置いているので、六畳間がいっぱいになってしまいます。

最終更新日: 2019-11-05 10:17:03

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Author: Tomoyuki Ito

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