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絵画をプリントしたワンピースの作りかた

名画をプリントした服を自分で作る方法の紹介です。
絵画は美術館で公開されているパブリックドメイン(著作権フリー)の物を使い、フリーソフトの洋裁CADを使ってパターンに取り込みます。
出力したイメージをテキスタイルプリンターで布にプリント、これを縫い合わせて服に仕立てます。
このページでは作りかたの流れをわかりやすく説明しています。

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絵画のイメージデータを入手する

有名なところでは、メトロポリタン美術館がパブリックドメイン(著作権フリー)の画像をネットで配信しているので、気に入った絵画をダウンロードしてきます。
この時解像度に気を付けます。なるべく大きなの方が、絵がボケません。できれば縦横6000ピクセルくらい欲しいです。
こちら から検索できます。パブリックドメインの画像を探すときは、「OpenAccess」にチェックを入れて検索します。
パブリックドメインの絵

今回はこの絵をダウンロードしました。

洋裁CADでパターンにはめ込む

ワンピースのパターン楽天 を作っておき、これに絵画をはめ込みます。
単純に載せるだけだと身頃の継ぎ目で絵が切れたり、ダーツでずれたりしてしまいます。洋裁CADには画像を変形させて、継ぎ目をまたいでも途切れないようにする機能があります。
下の絵、左が無加工、右が変形したものです。変形後はダーツを閉じた状態、後身頃と繋げた状態で絵が連続するようになります。
洋裁CADの変形機能

さらに、そのままでは絵の振りが目立ってしまうのでマスクを用意します。
マスク

マスクの上の方は不透明な空色、下に行くにしたがって徐々に透明になります。
マスクをつけた絵画

絵の上方にマスクを載せて、チュニックの上側は無地になるようにしました。
これを変形させると下のようなパターンが出来上がります。
変形後パターン エンジニアードプリント


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テキスタイルプリント

出来上がった身頃パターンを並べて1枚の大きなイメージファイルを作ります。
エンジニアードプリント

こんな感じになります。
上は縮小した画像ですが、実際のプリントに使うものは約10000×20000ピクセルの巨大なイメージになります。
印刷の細かさを設定するにはDPIという単位を使います。これは1インチの間にいくつ画素となる点を打つかを示しています。
200DPIで印刷するには、1インチ(25.4mm)の間に200の点が必要になります。
上の画像は1.5m×3mの布にプリントするのでとても大きいのです。
2着のパターンを入れていますが、プリントは1m単位なので、無駄が出ないように2着を3mに入れているのです。

ファイルができたら、テキスタイルプリントサービスをしている会社にファイルを送信して発注します。
プリント代は結構お高いです。1mで2000円くらいからになります。布代も含んでいるので考え方によってはそれほど高くはないのですが、ちょっと勇気のいる価格ですね。
作例では2着を3mで出力しているので、1着3000円ほどになります。

10日ほど待つと宅配便でプリント済の布が送られてきます。
Engineering Print for Garments Engineering Print for Garments

水通しして、裁断、縫い合わせれば買いがチュニックの完成です。

最終更新日: 2019-03-26 08:08:00

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Author: Tomoyuki Ito

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