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RPGゲーム風の服を自作

洋裁CADを使って、ドラクエなどのロールプレイングゲームに出てくるような雰囲気の服を自作してみました。
製作過程を紹介します。

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完成した冒険服engineered print 完成した冒険服engineered print

こんな感じに出来上がりました。「たびびとのふく」って感じの雰囲気が出せました。
部屋着にしようと思っていましたが、コスプレというほどコスプレしていないので、外でも着れそうですね(笑)。

パターンに絵を描く

ベースになっている型紙はごくシンプルなチュニックです。
布パーツの数は6つだけ。服としてはかなり少ないです。
このパターンの上にいろいろな図柄を載せてプリントすることで「RPG風」に仕立てています。図柄がないと、本当に「ただの服」になってしまいます。
RPG服のパターン

パターン楽天 と図柄は洋裁CADというフリーソフトを使って製図します。
洋裁CADは私が作って配布しているものです。この文章を書いている時点では、上のサイズのような大きなイメージを作ろうとすると、メモリー不足で落ちてしまいます。
どなたでも製図できるように、バージョンアップの準備をしています。現状では帽子やドール服くらいの大きさのイメージパターンは製図できます。


布に印刷

イメージパターンを出力する前に、プリントする布を決めておきます。
布に印刷するテキスタイルプリンターは高価なので、個人所有はムリ。
ネットでテキスタイルプリントサービスにデータを送ってプリントしてもらうか、テキスタイルプリンターを設置しているアパレル系のファブラボにデータを持ち込んでプリントするかの、いずれかで布にプリントします。

ここで布生地の収縮率が問題になります。
通常、服を作るときは生地を水に浸し、乾燥させ、縮ませてから裁断します。
テキスタイルプリントは水通し前に行いますから、あらかじめ縮み量を足してイメージを作ります。
縮み量は布によって異なるので、あらかじめ試験プリントして測っておきます。
今回作った服の布は綿100%のオックスフォードですが、縦糸方向に4%くらい、横糸方向に1%くらい縮むので、逆にその分大きく調整しました。

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印刷する解像度、DPIも調べておきます。テキスタイルプリントサービスの会社によって200DPIだったり300DPIだったりします。
DPIはドットパーインチの略で、1インチ(25.4mm)の間に色の点がいくつ入るかを示します。数値が大きいほど精細な図になります。
DPIが変わると、出来上がりのパターンサイズも変わってしまうので、DPIに合わせてイメージの大きさを決めます。
作例ではサービス会社の推奨が200DPIだったので、200DPIにしました。

プリントする布の幅も確認しておきます。なるべく安くするために、布幅いっぱいにパターンを詰め、長さ方向はなるべく短くします。
作成は1500o幅の布地、2mに収まるようにイメージデータを作りました。
イメージデータは普通のPNG形式の画像ファイルですが、サイズは11000×16500ピクセルとなり、巨大です。

イメージファイルが出来たら、テキスタイルプリントサービス会社にデータを送ります。
10日くらいするとプリント済の布生地が届きます。
オリジナルテキスタイルプリント


縫製

裁断する前に水に通します。水通し前と後で寸法の変化を測って確認しておきます。
寸法計測

このあとは普通の服と同じ要領で裁断して縫い合わせます。
裁断 衿周り 袖取り付け ほぼ完成


完成

これで冒険服、完成です!
完成した冒険服 完成した冒険服

最終更新日: 2019-02-20 08:15:57

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Author: Tomoyuki Ito

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